佐藤さんはなぜいっぱいいるのか?
今日のご紹介は茅原裕二氏の著書です。
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■佐藤さんはなぜいっぱいいるのか?
■茅原 裕二(著)
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●エクセルシオールカフェはスターバックス
に訴えられ、緑色のロゴマークを青色に変
えたが、結果として青色のロゴマークの独
占的地位を実質的に手に入れたのである。
訴えられたことで、逆に勝ち組になったと
もいえる。
●シャネルは、他社の悪用を防止するた
めに「CHANNNEL」という商標まで取得し
ているのである。
以前、「CHANNNEL」のような類似の商標
を悪用したケースがあったので、防衛の
ために登録しているのである。
ちなみにカシオは、「G‐SHOCK」のブラン
ドイメージを守るため、「A‐SHOCK」から
「Z-SHOCK」まで標準文字にて商標登録さ
れている。
●アップル社の出している大人気のスマー
トフォン『iphone』は、自社の商標ではな
く、アイホン株式会社がアップル社にライ
センスしたものなのである。
●商標でも自分自身でも有名になるために
は、人々に継続して使ってもらわなければ
ならない。
●商標を作る時は、ターゲット(売り先)を
明確にしておかなければならない。
黒豆薄甘納豆『ゴリラの鼻くそ」はターゲ
ット「動物園」とマッチングした商標だっ
たからめでたく売れたのである。
●作家の池田千恵さんは、5月9日をビール
がごくごく飲める「ゴクゴクの日」として
商標登録し、イベントを開催したりした。
結果、『ゴクゴクの日といえば池田千恵さ
ん』というパーソナルブランディング構築
まで自然とされてしまったのである。
●論評
この本の著者茅原氏は、主に2つのことを伝
えたかったのではないかと思われます。
まず1つ目は「商標」という難しくて敬遠さ
れがちなものに対して身近な事例を挙げて
親しんでもらいたいということです。
スターバックス対エクセルシールのロゴ争
い、マツモトキヨシの起源などは意外です。
聞くと納得できるのですが、そんなことだ
ったのかと盲点ばかりです。
知っておくとちょっとした雑学ネタにも使
えると思います。
2つ目は『商標』から見える戦略を知ること
で、如何に相手に適切なアピールをするか
ということです。
私もそうですが、最近は自己ブランドの構
築が非常に大切になってきています。
これは経営者やフリーに限らず、サラリー
マンの方もそうです。
いかに周囲に自分を差別化して売り出せる
かがポイントになってきます。
これはビジネスに限らず、恋愛でもそうで
す。
最後のあとがきにある、茅原氏が使った恋
愛PRなんかは非常にいい例だと思います。
この本を読めば、街に出てロゴや企業・商
品のマークを見るのが非常に楽しくなると
思います。
日々の何気ない平凡な生活も楽しくなるの
ではないでしょうか。
あらゆる方におススメの一冊だと思います。
身近な題材なので、ページも早く進むでし
ょう。
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