冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行
こんばんは。
今日のご紹介はジム・ロジャーズ氏の著書です。
訳は林康史氏・林則行氏です。
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■冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行
■ジム・ロジャーズ(著)
■林康史氏・林則行(訳)
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●国家統制主義とは需要と供給を中心とした経済
の原理に対して国の人為的な力で対抗しようとす
るものであり、国家統制主義の一形態である共産
主義、保護主義、官僚主義は歴史が示すように必
ず行き詰まっています。
これは国に限らず企業にもいえることなのです。
日本では規制緩和したものの、今度は異常な内部
統制などで、社員を締め付けています。
このような統制は社員のモチベーションを下げる
ものです。
「あれもダメ」「これもダメ」と言われたら、や
る気がなくなってしまうので過度な統制は有害と
いえるでしょう。
●給与の保証されている世界銀行の職員が途上国
の開発プランを作成するのと、資本家が自分の金
で未開発地域のインフラを整備するのとでは事業
に対する真剣さがまるで違う。
とことんニーズを読もうとしたかが問題なのである。
企業でも、トップは、机上でロジカルに空論を創
るのではなく、トップが現場に出向いてニーズを
キャッチするべきである。
●日本がこれまで成功していた要因のひとつは、
島国だったことである。
均質的な国民性、つまり独自の民族性と単一の思
考様式がこの国に恩恵をもたらしてきた。
一方で、こうした特徴を持つ国は、硬直化という
弱点が出てしまいがちです。
ジム・ロジャーズは日本で以下の2つの経験をし
たそうです。
富士山のレストランでライスを頼んだところ、寿
司がメニューに載っているにも関わらず、ライス
がないと店員に言われた。
「ヘルスクラブでは『スポーツジム』の利用に関
する90分コースを取らなければ、一日パスは売れ
ない」と言われた。
日本人は規則に縛られ過ぎで、硬直化してしまっ
ているのです。
無駄な統制は止めて、創造性と活力を戦後のよう
に取り戻すべきでしょう。
●論評
この本は紀行本でもあり、投資の基本も学べる本です。
中でもジム・ロジャーズの先見性は際立っています。
この本は1995年に書かれた本ですが、彼の予言ど
おりに世界が動いています。
ジムは多くの投資家のようにアイデアだけを盗む
のではなく、世の中の流れ、トレンドを捉えるこ
とで大きな差をつけています。
この本は単なるマネー本・紀行本の範疇を超えた
世界経済の見方の指南書ともいっても大げさでは
ないでしょう。
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