ダイエットのために冷え性改善が必要ということは、多くの方に知られているかと思います。
冷え性が改善されると全身の血行がよくなります。
そのため、体の各部で老廃物が蓄積されるということがなくなりダイエットにつながります。
また、体温が高いとそれだけ脂肪もよく燃焼するため、痩せやすくなります。
冷え性改善については、具体的な方法が沢山あります。
ここでは「温かい飲み物を飲む」ということについて書いていきます。
現代人は冷たい飲み物が大好きですが、冷たい飲み物は冷え性改善にもダイエットにも悪影響を及ぼしてしまいます。
冷たい飲み物は体を内部から冷やしてしまいます。
そのために血行が悪くなり、体の新陳代謝が衰えてしまいます。
血行が悪くなった部分は太りやすいので、冷たい飲み物を沢山飲んでいる人はお腹が出やすくなります。
ペットボトル症候群というものを聞いたことがあるでしょうか。
これは、夏に冷たいペットボトル(空き缶でも同じですが)の飲み物を飲み過ぎてしまい、お腹だけがポコンと出てくる症状です。
普通の肥満と違うのは「他の部分は痩せている」ということです。
つまり、二の腕や太もも、顔などは太っていないのに、お腹だけがポコンと出ている。
これがペットボトル症候群なのですが、これも上に書いたような「お腹の冷え」によって生じます。
お腹が一日中集中的に冷やされていることで、この部分の血行が悪くなってしまい、ここだけむくんだように膨れてしまうわけです。
このように、冷たい飲み物によって体を冷やすと、見た目にもはっきりわかるくらい肥満につながってしまいます。
そのため、ダイエットを志すのなら、極力温かい飲み物を飲むようにしましょう。
温かい飲み物を飲むというのは、現代になってから生み出された「○○ダイエット」のような急造のノウハウではなく、大昔から漢方の世界で言われていたことです。
漢方の世界では、五臓六腑を温めることがとても重視されており、そのため、中国人は現代になってもあまり冷たい飲み物を飲みませんでした。
最近は中国も西洋化が進んでいるため冷たい飲み物が売られていますが、今でも喫茶店でアイスコーヒーやコーラを頼む時には「常温」という選択肢があります。
こうした選択肢が現代でも残っているくらい、漢方の世界では体を冷やさないことが重視されてきたのです。
もちろん、冷たい飲み物を過剰に敵視する必要はないのですが、このような漢方の知恵に習いできるだけ温かい飲み物、常温の飲み物を飲むようにして、夏でもそれ以外の季節でも冷え性改善に務めて、ダイエットにつなげたいものですね。