ARROW LINK|住まい選びのヒント

月々のローン。
その金額だけで、
決めていませんか?

中古マンション購入前に知っておきたい
管理費・修繕積立金のお話。

「この返済額なら、マイホームを買えるかも!」

気になる物件を見つけると、新しい暮らしへの期待が膨らみますよね。

でも、購入後の家計を考えるときには、住宅ローンと一緒に確認したい費用があります。

それが、管理費と修繕積立金です。

こんにちは。ARROW LINK株式会社です。

今回は、中古マンションを検討している方に向けて、購入前に確認しておきたい「毎月の負担」をやさしく整理します。

この記事で分かること

✓ 管理費・修繕積立金の平均額
✓ 安さだけでは判断できない理由
✓ 購入前に確認したい5つのポイント

01|ローン以外に、毎月いくらかかる?

東日本不動産流通機構の2025年度の集計では、首都圏で成約した中古マンションの月額平均は、次のとおりでした。

管理費
13,895円/月

修繕積立金
13,910円/月

合計
27,805円/月

※2025年度に成約した首都圏中古マンションの平均です。すべての物件に当てはまる金額や、個別のマンションの適正額を示すものではありません。

住宅ローンの返済額だけを見ていると、購入後の支払いとの間にギャップが生まれることも。

「返済はいくら?」に加えて、「住まいに毎月いくら払う?」という視点で考えてみましょう。

02|管理費と修繕積立金は、何が違う?

管理費=日々の維持管理のためのお金

共用部分の清掃や設備点検など、マンションの日常的な管理に使われます。

 

修繕積立金=将来の修繕に備えるお金

外壁や屋上防水など、まとまった修繕工事に備えて積み立てます。

※具体的な使い道や負担内容は、各マンションの管理規約や計画によって異なります。

どちらも、建物を維持していくための費用。金額を見るときは、そのお金で何を管理し、何に備えているのかも確認したいですね。

03|修繕積立金は「安いほどお得」?

「こちらの物件は、修繕積立金が安い!」

毎月の支払いを抑えられるのは魅力ですが、現在の金額だけで判断するのは早いかもしれません。

修繕積立金には、計画期間中の金額を均等にする「均等積立方式」と、段階的に引き上げる「段階増額積立方式」があります。

つまり、今の金額が低くても、将来の増額を前提とした計画になっている場合があるのです。

チェックしたいのは、2つの数字。

① 現在、毎月いくら払う?
② 将来、いくらになる予定?

国土交通省は、安定的な積立ての観点から、均等積立方式が望ましいとしています。また、予定どおりに増額できないことが、積立金不足につながるおそれも示しています。

なお、均等積立方式でも、工事費や計画の見直しによって金額が変わる可能性はあります。

「今の安さ」と「将来の見通し」をセットで確認する。これが、購入前に持っておきたい視点です。

04|保存版!購入前の5つの確認ポイント

内見で分かるのは、お部屋の明るさや使いやすさ。

将来の費用については、資料を見たり、担当者に質問したりして確かめましょう。

① 修繕積立金の増額予定は?
予定額と変更時期を確認。「検討中」なのか「決議済み」なのかも大切です。

 

② 長期修繕計画は、いつ見直された?
計画の有無に加えて、見直し時期や今後の工事内容、費用の想定も確認しましょう。

 

③ 積立残高と、今後の工事費の見込みは?
残高だけでは判断できません。大きな工事の直後か、これから控えているかによっても見え方は変わります。

 

④ 一時金や、管理組合の借入れの予定は?
毎月の積立金とは別に、まとまった負担が予定・検討されていないか確認します。

 

⑤ 修繕履歴や総会議事録は確認できる?
過去の工事や、建物・費用についての話し合いを確認する手がかりになります。

難しい書類名を、最初からすべて覚える必要はありません。

まずは担当者に、「購入後の費用と、将来の増額予定を知りたいです」と伝えてみてください。

05|月々の「合計」で比べてみよう

次は、比較の考え方を説明するための架空の例です。

A物件

住宅ローン返済額:100,000円
管理費:15,000円
修繕積立金:20,000円

合計 135,000円/月

 

B物件

住宅ローン返済額:108,000円
管理費:12,000円
修繕積立金:12,000円

合計 132,000円/月

ローン返済額だけならA物件が低くても、この3項目の合計ではB物件が低くなります。

ただし、合計が安いから、その物件が必ず良いとは限りません。

建物の状態や修繕計画、将来の増額予定も合わせて確認することが大切です。

ほかの支出も忘れずに

固定資産税・都市計画税、保険料、駐車場代なども、物件や利用状況に応じて見込んでおきましょう。

年間で支払う費用は月額に換算しておくと、家計と照らし合わせやすくなります。

家の予算に、暮らしの楽しみも残そう。

家族で囲む食卓。
休日のお出かけ。
子どもの成長に合わせた暮らしの変化。

マイホームを買った後も、大切にしたいことは続きます。

住まい探しでは、「今、買えるか」と「これからも無理なく暮らせるか」の両方を考えてみませんか。

物件の条件と一緒に、
暮らしの予算もお聞かせください。

「購入後の毎月の負担を、このくらいに収めたい」

そんなご希望も、ARROW LINK株式会社にご相談ください。

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ARROW LINK株式会社

 

参考資料

東日本不動産流通機構「首都圏中古マンションの管理費・修繕積立金(2025年度)」

国土交通省「長期修繕計画作成ガイドライン・同コメント」等の改定について

※掲載内容は一般的な確認ポイントです。費用や修繕計画、資料の取得可否は、物件ごとにご確認ください。