TOKYO REAL ESTATE REPORT / 2026

住宅購入を考えている方へ

東京で家を買うなら、
今? それとも1年後?

住宅価格・金利の不安から考える、
後悔しないための5つの準備。

ARROW LINK|想いをもっと。住まいをもっと。

「家を買いたい。でも、今じゃない気がする。」

東京で住まいを探している方の中には、そんな気持ちを抱えている方も多いのではないでしょうか。

住宅価格は高いまま。住宅ローンの金利も心配。もう少し待てば、良い条件の物件に出会えるかもしれない。

一方で、待っている間に価格が上がってしまったら……。そう考えると、簡単には決断できません。

今回は2026年の住宅購入意識調査を参考に、今買う人にも、1年待つ人にも役立つ5つの準備をご紹介します。

01 / MARKET INSIGHT

なぜ今、住宅購入の決断が難しいのか?

2026年9月に公表された株式会社FLIEの調査では、住宅購入をためらう理由として、金利の上昇、住宅価格の上昇、生活費の上昇が上位に挙がりました。

住宅購入をためらう主な理由

住宅ローン金利の上昇 70.5%

住宅価格の上昇 59.0%

物価・生活費の上昇 55.7%

出典:株式会社FLIE「住宅ローン金利上昇と住宅購入意識に関する実態調査」(2026年9月、国内の住宅ローン利用検討者210名、複数回答)。東京限定の調査ではありません。

さらに同調査では、金利上昇のニュースによって住宅購入意欲が「下がった」と回答した人は59.5%に上りました。

今、住宅購入を迷う理由は、単に物件価格だけの問題ではありません。将来の生活費や収入も含めた、家計全体への不安が背景にあります。

市場にとっての「買い時」と、家族にとっての「買い時」は、必ずしも同じではありません。

02 / PRICE OUTLOOK

あと1年待てば、東京の家は安くなる?

「住宅価格が下がるまで待とう」と考える方もいるかもしれません。

しかし、将来の不動産価格を正確に予測することは困難です。

野村不動産ソリューションズが2026年7月に実施した住宅売買検討者への調査では、今後の不動産価格について次のような回答がありました。

今後の不動産価格の見通し
上がる
33.8%
横ばい
32.9%
下がる
23.8%

出典:野村不動産ソリューションズ「第31回 住宅売買に関する意識調査」。その他の回答もあるため合計は100%になりません。

価格上昇を予想する人が最多ではあるものの、横ばいや下落を予想する人も少なくありません。

また、東京といっても、新宿区・渋谷区・杉並区・練馬区・世田谷区など、エリアによって物件の価格帯や特徴は異なります。

同じ区内であっても、駅からの距離や土地の形状、前面道路、築年数によって条件は変わります。

ニュースで語られる東京全体の価格動向だけでなく、希望エリアと予算帯に絞って物件を比較することが重要です。

03 / ACTION PLAN

住宅購入を迷う人が今やるべき5つのこと

購入する時期がまだ決まっていなくても、今から進められることがあります。

STEP 01

「借りられる金額」より「返せる金額」を考える

住宅ローンの借入可能額と、無理なく返済できる金額は必ずしも同じではありません。

毎月の返済額だけでなく、固定資産税、保険料、将来の修繕費、教育費なども含めて検討しましょう。

✓ 毎月の住居費の上限を決める
✓ 生活費・貯蓄額を確認する
✓ 金利上昇時の返済額も試算する

STEP 02

希望条件を3つに分ける

駅から近い、駐車場がある、広いリビングが欲しい。理想を挙げ始めると、希望条件は増えていきます。

そんなときは、条件に優先順位をつけてみましょう。

MUST|絶対に譲れない条件

WANT|できれば満たしたい条件

FLEXIBLE|工夫できる条件

優先順位が明確になると、条件に合う物件を比較しやすくなります。

STEP 03

今すぐ買わなくても、物件を見てみる

写真や間取り図だけでは、住まいのすべては分かりません。

日当たり、周辺道路、隣家との距離、駅からの歩きやすさなど、現地で初めて気づくこともあります。

購入のためだけでなく、希望条件を整理するための内見という考え方もおすすめです。

STEP 04

物件価格以外の費用を確認する

住宅の購入には、物件代金以外にも費用が発生します。

✓ 登記関連費用
✓ 住宅ローン関連費用
✓ 仲介手数料(取引条件による)
✓ 火災保険・地震保険
✓ 固定資産税など
✓ 将来の修繕費

購入時の諸費用だけでなく、入居後の維持費も含めて資金計画を立てることが大切です。

STEP 05

「買う理由」と「待つ理由」を明確にする

1年待つこと自体は、決して悪い選択ではありません。

頭金を準備したい、家族の生活環境が変わる、希望エリアをもう少し調べたい。明確な理由があるなら、その時間には意味があります。

一方で、「なんとなく価格が下がりそうだから」という理由だけで待つ場合は、いつまで待つべきなのか判断が難しくなります。

いつ買うかを決める前に、何が整えば買えるのかを決めておく。

04 / DECISION GUIDE

今買う人と、1年待つ人の準備はどう違う?

近いうちに購入する人 1年程度待つ人
住宅ローンの条件を比較する 自己資金と貯蓄目標を整理する
希望条件と予算を確定する 候補エリアの相場を比較する
内見で実際の住環境を確認する 内見で理想の暮らしを具体化する
諸費用を含む資金計画を作成する 購入を判断する条件を決める

どちらが正解ということではありません。ご家族のライフプランに合った進め方を選びましょう。

05 / OUR MESSAGE

「まだ買うか決めていない」段階でも、相談していい

不動産会社への相談というと、購入を決めてから行く場所という印象があるかもしれません。

しかし、住まい探しはもっと手前の段階から始まります。

「自分たちの予算で、どのエリアが現実的?」

「新築戸建てと中古戸建て、どちらが合う?」

「今は買わずに、準備だけ進めたい」

そんな疑問を整理することも、後悔しない住宅購入への大切な一歩です。

ARROW LINKでは、お客様それぞれのご希望や暮らしに目を向けながら、住まい探しをお手伝いしています。

結論を急がず、まずはご家族にとって何を大切にしたいのか、一緒に整理していきましょう。

FINAL THOUGHTS

家を買うのは、競争ではありません。

周囲より早く買うことでも、最も安い時期を当てることでもありません。

大切なのは、家族が心地よく暮らせる住まいと、無理なく生活を続けられる資金計画を見つけることです。

今買う人にも、もう少し待つ人にも。その選択が、これからの暮らしをより良くするものになりますように。

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参考資料・出典

・株式会社FLIE「住宅ローン金利上昇と住宅購入意識に関する実態調査」(2026年9月24日)
調査結果はこちら

・野村不動産ソリューションズ「第31回 住宅売買に関する意識調査アンケート」(2026年7月調査)
調査結果はこちら

※2026年10月時点の公表情報に基づき作成。各調査は対象者の回答を集計したものであり、将来の住宅価格や金利動向を保証するものではありません。物件条件や資金計画により、適切な購入判断は異なります。

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