ARROW LINK / 東京の住まい選び

新築か、中古か。
その先の暮らしで
選ぼう。

内見前に知っておきたい、7つの比較ポイント

「せっかく買うなら、新築がいいかな」
「でも、この中古の家なら、好きな街で暮らせるね」

家探しをしていると、気になる物件が増えるほど、迷いも増えてしまうことがあります。設備は新築が魅力的。でも、駅までの道は中古のほうが暮らしやすそう。そんなとき、何を基準に比べたらよいのでしょうか。

思い浮かべてほしいのは、
引っ越したあとの「いつもの一日」です。

朝、家を出る時間。買い物帰りの道。洗濯物を片づける場所。今日は、その家での生活を想像しながら比べられる、7つのポイントをまとめました。

SUUMOリサーチセンターの2026年4月公表の調査では、中古住宅やリフォームの検討率に2019年以降の上昇傾向が見られる一方、新築マンションの検討率も前年から上昇しています。調査の詳細。選択肢を広げて、ご自身に合う住まいを考えてみましょう。

※完成済みの新築住宅と中古住宅を中心にした比較です。建築中の物件や注文住宅では、確認方法・入居までの流れが異なります。

POINT 01

駅までの距離を、朝の余裕に。

通勤の片道が10分短くなると、往復で20分。月20日なら、約6時間40分の差になります。その時間が、朝食や家族との会話に使えるかもしれません。

駅からの距離に加えて、買い物、通学、通院の道も歩いてみましょう。広さや静けさを優先したい場合は、その希望も同じように大切にしてください。

内見で聞いてみよう
「朝の通勤時間帯や、雨の日の移動はどうですか?」

POINT 02

販売価格のあとに、総額を確認。

物件価格に、諸費用、必要な工事・追加設備、家具・家電、引っ越し費用を加えて比べます。新築にも追加費用がかかる場合があり、中古でも工事なしで住める物件があります。

まだ分からない費用は「要確認」として残しましょう。特にリフォーム前提の物件では、希望の工事の可否と見積もりを契約前に確認したいところです。

内見で聞いてみよう
「入居までに必要な費用を、項目別に教えてください」

POINT 03

広さだけでなく、家事の動きを。

洗濯して、干して、しまう。買い物袋を置いて、食材を片づける。内見では、普段の家事を頭の中で一度やってみてください。

手持ちの家具が置けるかも大切です。中古を改修する場合は、構造や配管、マンションの管理規約などによって、変更できる範囲が異なります。

内見で聞いてみよう
「この間取りは、希望する形に変更できますか?」

POINT 04

見た目のきれいさから、一歩先へ。

新しい壁紙やキッチンだけでは、耐震性や断熱性、配管の状態までは分かりません。新築は仕様・性能の資料と保証、中古は建物の資料や点検・修繕の記録も確認しましょう。

中古住宅では、必要に応じて建物状況調査を検討します。ただし、調査範囲には限りがあり、すべての不具合がないことを保証するものではありません。調査の内容はこちら

内見で聞いてみよう
「建物の状態や性能について、確認できる資料はありますか?」

POINT 05

毎月の支払いに、維持費も足す。

住宅ローンに加えて、税金や保険、維持費も考えます。マンションなら管理費・修繕積立金・駐車場代など。現在の金額と、今後の修繕計画や増額予定を確認します。

新築マンションでも、将来ずっと同じ負担とは限りません。一戸建てなら、屋根・外壁・設備などの修繕や交換に備えるお金を確保しておきましょう。

内見で聞いてみよう
「今の支払いと、将来予定されている負担を教えてください」

POINT 06

引き渡し日と、住み始める日。

完成済みか建築中か。空室か売主が居住中か。リフォームが必要か。物件によって、入居までの段取りは変わります。

入学や賃貸の更新など、ご家族の予定と照らし合わせて確認を。工事がある場合は、その期間や、日程がずれた際の追加費用も考えておきたいですね。

内見で聞いてみよう
「工事や引っ越しまで含めると、いつから生活できますか?」

POINT 07

少し先の家族にも、合いそう?

在宅勤務が増えたら。子どもに個室が必要になったら。毎日の階段が負担になったら。部屋の使い方や移動について、少し先の生活も想像してみましょう。

住み替えの可能性があるなら、立地・管理状態・周辺の取引事例も確認を。ただし、将来の売却価格は、新築・中古のどちらでも約束されるものではありません。

内見で聞いてみよう
「家族の暮らしが変わったとき、この家でどう対応できそうですか?」

帰り道に、家族で3つだけ。

① この家で、毎日の何が楽になりそう?

② 気になることは、確認や工事で解決できそう?

③ 費用や条件にも、納得できている?

ひとりでの住まい選びにも使える質問です。内見直後の気持ちを、短くメモしてみてください。

新しい設備に囲まれる心地よさも、好きな街で暮らしを整える楽しさも、どちらも大切な理由です。

「この家に帰ってくる毎日は、きっと心地よいだろうな」
そう思える住まいを、ご自身のペースで探していただけたらと思います。

まだ、新築か中古か決まっていなくても。

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2026年9月17日作成。一般的な比較の視点です。建物の状態、費用、工事の可否、保証、引き渡し条件等は物件ごとに異なります。