すばる文学賞受賞 永井みみ 『ミシンと金魚』今年のすばる文学賞受賞作、永井みみ『ミシンと金魚』がすごく良かった。デイサービスに通っているお婆さんの一人称で、彼女や周りの人間の人生が語られていく。文体もすごくいい。本当に、こういうお婆さんの頭の中の声を聞いてるみたいで。哀しみと情がつまった小説。ラストシーンは、コーエン兄弟の『ブラッドシンプル』を彷彿とさせた。評価点は、85点!りんごちゃんも感動して、隠れて一人で泣いたとのこと。スズノスケやゴールドシチーに冷やかされるのがイヤで。でも水の中にいるので、どれだけ泣いても、水に溶けていってしまったのでした。