まずはこちらの動画を見てほしい










この動画でも私と同じ事を言っている。





そもそも、日本人は何かを教えるのが下手な民族だと感じる。

それを練習量で補っているため、プロになった際に怪我が多かったりするのだろう。

幼少期から身体的負荷の高いトレーニングをして、それに耐えられる人材だけが残っていく。

オフもほとんどなく、幼少期から故障している子供も多くいる。







仕事を教えるにしても、勉強を教えるにしても日本人は見て覚えなさい。や、一方的な指導をしてディスカッションをしながらコーチングをする事はほとんどない。








私は色々な事業を経営しているが、色々な現場から上司の教え方が分かりにくいと報告がくることがある。







ようは育成とは教えるという事である。






たまに何も言わない。自由に考えさせるというが、サッカーとはどういうものかを教えないまま考えさせるは職場放棄と言えるだろう。








サッカーはもとよりスポーツはその技術に魅了されがちではあるし、もちろんそれが魅力でもあるのだが、それはほんの一部分でしかないのだ。








こういった抽象的な教え方は日本の会社でのアルアルでもある。つまり、そもそも日本人は教えるのが下手なのだ。








サッカーの現場を見ても黙って見ているか、「1人でいけ!」や「取りやすいパスをしろ」などのアドバイスしかない。







どうやったらボールを奪えるのか、どうやったらゴールを奪えるのか。







そういった点が抜け落ちてしまっているのだ。







それはサッカーを見ていないせいかもしれない。








研究していないせいかもしれない。








例えば身体能力だけで充分だったらアフリカの国が強くなるだろうし、足元の技術だけで充分だったら日本が強くなるだろう。







でも実際はそうなっていない。






つまり脳みその部分を鍛えていかなくては絶対にトップには辿り着けないのである。







そう言った意味でも欧州が具体的な指導をしているのだからそれに習った方が良いだろう。