〜派みたいな話には全く興味がないのだが、両方の理論を聞いてもはてなマークが頭に浮かんできてしまう。








それはなぜかと言うと言語化がお互い下手で、話が抽象的で分かりにくいからである。







どちらの話を聞いても、さほど確証的な話は出てこない。







例えばお互いテクニカルの話をしているのだが、ではどのようなトレーニングをどのような意識でというところまではなぜか出てこない。








自分の知識を他の人に知られるのが嫌なのだろうか?








私は以前から日本のサッカーコーチの話は抽象的で分かりにくいとブログで書いた。






なぜならどの動画や知人のサッカーコーチ、インタビューを見てもよく分からない抽象的なイメージを感じるのだ。







保護者のみなさんは分かるだろうか?コーチと話していて、なんか分かりにくい話のしかたするなと感じた事はないだろうか?








所謂テクニカルな話の際はそのようになりがちで、どうしたらサッカーが上手くなるのか?そしてそれは何故なのかを伝えているサッカーコーチは皆無に感じる。








やれイニエスタがこれをやっている、やれメッシの動きはこうだ。






そんな事は見れば分かる。だが日本はおろか世界的に見てもイニエスタもメッシも稀な才能であり、それを再現しようとテクニックを磨くのは自主練でみなやっている気がするのだ。












だがそれでもメッシはあらわれないし、イニエスタのような才能も世界で見ても稀な事が分かる。




メッシや世界トッププレーヤーの見本はお手本にはなるが、再現性は低いのだ。






その人その人の身体的特徴や脳みその判断、視野や動体視力まで関わってくるからだ。






つまり、そういったテクニカルな事は人間が教えてどうこうできる問題ではなく、そういった才能が生まれる土壌や人種が関わっているのは言うまでもないのだ。







ヤマルやニコウィリアムズのルーツはアフリカにあるし、それまでああいったウインガーがスペインから出てこなかったのも、今回出てきたのも育成を変えたのではない。人種を変えたのだ。









話を戻そう。










この両足か利き足か?と言った問いに関して言うと私はどちらでもない。

なぜならそれでサッカーが上手いにはなり得ないからだ。






ポジショニングこそがサッカーの真髄であり、それによってボール保持もできる。






つまり、ボールを持っている人間が抜群のテクニックがあっても仲間のポジショニングが悪ければボールは簡単に奪われてしまうのだ。

そして、ボールポゼッションで得点を奪う方法もこれまたドリブルや両足や利き足とかではない。






これはポジショニングとタイミングとワンタッチプレーなのだ。







なぜならパターンが決まっていて、さらにポゼッションから得点を奪うのは難しい事だからだ。







みなさんだったら幼少期のゴールデンエイジは知っているはずだ。






ではなぜそんな1番難しいポゼッションから得点を取る方法を練習しないのだろうか?







恐らくサッカーを抽象的にとらえているからではないだろうか?