私はサッカーの育成には守備から入るべきだと考えている。








ボールタッチだったりテクニックやフェイントを覚える前に、サッカーをよく見て理解して相手からどうやったらボールを奪えるのか、どんな相手でも固いブロックをひけるか?

こういったことを最初に覚えた方が良いと考えている。









なぜこんなことを思うかと言うと、息子がヨーロッパに行った際や現地での違いを深く考えていく際に、相手のディフェンスの違いがあるからだ。








元々サッカーというのは守備者が先行でどうやって奪うのかをアクションして、それに合わせて攻撃をしていくのだ。









これはどういう事かと言うと、ドリブルだったりシュートやクロスやパスは相手のディフェンスによって判断がされるのだ。








つまり、自発的なアクションではなく受動的なアクションだと言う事だ。








よく良いプレーヤーはプレーキャンセルができると言うが、そもそもプレーキャンセルをできない時点でサッカーを自分中心に考えてしまっている証拠なのだ。










また、ディフェンスが強くそして固くなる事によってオフェンスも劇的に変わるだろう。









よくスペインやアルゼンチンに行くとプレッシャーの速さが尋常じゃないから判断を早くしなければすぐ奪われてしまうと聞く。









まさにそのようにして技術の向上があるべきだし、エコロジカルアプローチにも繋がっていくのだ。










要は守備を頑張ることが結果的に素晴らしいアタッカーが増えるのだ。









是非守備の素晴らしさを考えてみてほしい。