息子「なんかさー、海外に行った時にさ割とドリブルでかわせるなって思ったんだけど、日本だとかわしにくいんだよね。まあその分パスは通しやすいんだけど。」







私「あー、それは息子がリアクション系のドリブルしてるからだよ。要は相手のディフェンスが食いついてきたら逆つくみたいなリアクションのドリブルなんだよ。」






私「ヨーロッパはそれこそアクション的なディフェンスなんだよ。ずるずる下がったりついてくだけって事がない。抜かれたら抜かれたで後ろから足伸ばしてボールつつけば良いわって考えてる選手もいるからね。」









日本のドリブラーがスペインに行ってドリブルで抜けないみたいな事がある。









要するに自分からアクションをかけてドリブルする場合、取りにくるディフェンスにとっては恰好の的になってしまうのだ。









実はスペインのドリブラーやアルゼンチンやポルトガルのドリブラーはとりわけリアクション型のドリブラーが多いのだ。







相手が足を出してきたらスルッとかわす感じだ。相手も足を出すと交わされるので得意ではないがディレイせざるを得ないのだ。







その結果ディフェンスが中央に集約されてしまい。パスを通される。結果ビルドアップが楽になるのだ。










シャビしかり





イニエスタしかりだ。







日本の守備は奪いにいく直前で止まる動作があるのだ。








これは幼少期では勝ちやすいのだが、年代を重ねるごとに相手のボールを奪いづらくなるのだ。








ディフェンスはアクション、ドリブルはリアクションなのだ。






よく海外に行った事がある小学生が日本では抜けるのに海外では抜けないという。






実はもうそれは分かりきっていて、相手は体ごと止めにくるのでアクションだとそのまま捕まってしまうのだ。









鬼ごっこをやればわかるが、自分から抜きに行くと触られてしまう。相手が手を出した瞬間に抜くのだ。







なんでこんな事が起こるかと言うと、やはりドリブルのクローズドトレーニングの影響だろう。








全くやらないというのは違うが、やはり相手がいる状況味方がいる状況でドリブルは磨いた方がリアクションドリブルは身につきやすいだろう。










どうだろうか?みなさんのお子さんはリアクションだろうか?アクションだろうか?