私は一つの技術を偏って教える事は間違ったサッカー感を与えてしまうのではと感じている。











ただ、なぜ日本ではそのようにドリブルスクールが乱立しているのかと言うと、実はサッカーとは全く関係のないところがあると思うのだ。









みなさんはランチェスター戦略というのをご存知だろうか?







Googleではこのように出たが、これはマーケティング用語である。









弱者とはなんなのか?と言うと、この場合中小零細企業の事を指す。








私もそうだが、大手と同じカテゴリーで勝負しているとしよう。

だが、その大手と全く同じやり方では資金力で圧倒的に不利になるのである。







そうなった場合どうするか?







専門性を打ち出して顧客の目を引く







といった闘い方をするのだ。









サッカースクールもビジネスである。










顧客は専門店というのに弱いのは事実だ。

恐らくドリブルスクールというマーケティングの戦略を使用したのだろう。









事実、ドリブルスクールを皮切りにキックスクールなるものやディフェンス専門やシュート専門などがある。









かたや南米やヨーロッパは移籍金や契約金がクラブの収入源になる。










本当にプロで通用するやり方でしか教えないだろう。









それは選手が所謂商品であるからだ。









結局のところ、日本と南米やヨーロッパの違いは小さいマーケットで商売をしているか大きいマーケットで商売しているかの違いにすぎない。










南米がなぜ多くの選手を輸出できるのか?












例えば南米の選手はドリブルもシュートもディフェンスも上手い。









スピードもフィジカルも相手の方が上だとすると、ドリブルやシュートなどの限定的なトレーニングをして輸出勝負で勝てるのか?












まずはソフトよりもハード、やはり環境面を整えなくてはいけないのではないだろうか。