みなさんはイップスという症状をご存知だろうか?
がっつり、スポーツをやっていた人ならこの症状の事は知っているだろう。
知らない方のために簡単に説明すると、スポーツにおける動作がなぜか急にできなくなるのだ。
私の感覚だと、くすぐられながらその動作をしているような感覚に感じる。
例えば投げる動作でイップスが発症した場合、脇をこちょこちょされながら投げてるような感覚に近い。
サッカーではあまり聞かないと思うが、実はサッカーにもあると私は感じる。
https://tokyo-brain.clinic/psychiatric-illness/ad/5421
この記事ではサッカーのイップスは下記の症状だと伝えている。
サッカー
サッカーでは、以下のような症状があります。
- シュートが枠に飛ばない
- シュートチャンスと分かっていても足が動かない
- PKが蹴れない
- トラップが全くできなくなる
- パスが思ったところに出せない
- ドリブルをするのが怖く、焦ってパスを出してしまう
- パントキックが定まらない
サッカーも1点の重みが大きいスポーツで、大事な場面でシュートを外した経験から身体が動かなくなったりする方が多いようです。
このような症状だ。
実は私もイップスにかかった事がある。
テニスではフォアハンドでイップスにかかりやすいというのだが、実際にフォアハンドで打つと飛びすぎたりネットになぜかかかってしまうのだ。
ただ、今は治っている。
私は高校の頃、チームの練習が朝1時間夜4時間で計5時間もしていた。
1年間の休みは3日程度だ。
脳みそは確実に反復作業に慣れきっていて、考えながらテニスが出来ていたとは残念ながら言えないだろう。
練習ではできるのに、試合では上手くいかなくなるのだ。
私はやはりあまりにも試合とかけ離れた反復練習を長い時間やるのをおすすめしない。
なぜなら脳みそが混乱するのだ。
普段やっている事と、試合での乖離がありすぎて脳が混乱してしまうのだ。
もし試合でなんだか調子が悪いなという時は、一度反復練習を辞めて見たほうが良いだろう。
もしチーム内で反復練習の時間が多いようであればわざと違う動作(指を順番に折り曲げたり、手を上にあげたりする)をしながら反復したりして、少しでも複雑性を増す様におすすめする。
この本もおすすめだ。
https://www.amazon.co.jp/新インナーゲーム-インナーシリーズ-W-T-ガルウェイ/dp/4817202106
あのビルゲイツも最高の一冊として紹介している。
イップスや不調に悩むお子さんをお持ちの方は是非読んでみてほしい。