こんな偉そうなブログを書いておいて今更だが、実は私にも息子がいる。








当然ながらサッカーをやっているのだが、基本的に私は小学校4年生の最初のほうまで試合を見たり見なかったりが続いて、今現在5年生では試合観戦には全く行っていない。









これはサッカーでトラブルがあるとか、特に理由があるわけではない。








単純に仕事で考える事が多いからだ。










要するに、私は私のやるべき事があり息子には息子の人生があるから切り離して考えているだけなのだ。








もちろん、彼はプロになりたいと言っている。








ただ、私が手取り足取り手伝ってプロになれたとして、果たして息子は嬉しいだろうか?








もっと言うと、プロになれた後に自分から改善できる人間になれるだろうか?








プロはどんな世界でも尊敬できるものだ。








私にも色々尊敬しているプロが何人もいる。








一流の営業マン、一流の事務員、一流のバーテンダー、一流の時計職人。








彼らはやはり常に改善を心がけている。







要するに自分で考えるのが好きでないと、一流は難しい。







ましてやサッカーの世界はもっと簡単ではないと感じる。








私は彼にプロになってほしいとは1ミリも思わない。







自分の目標を自分自身が考えながら達成することに意味があると考えるからだ。

もちろん、環境は用意する。ただそれだけだ。








私はスポーツが好きだしよく見る。

色々比べるのも好きだし、その物事に意味を見出すのも好きだ。





サッカーは会社組織にそっくりだと感じる。

監督は経営者でコーチが役員といったところだろう。

サポーターは株主で、選手はもちろん従業員だ。





チームを会社に例えるのは好きだ。





そして、そんなサッカーを理解する事で社会を学べるのだ。






よく会社で営業マンが事務員を馬鹿にして、事務員は営業マンの愚痴を言っているのを見る。








これではやはりチームは勝てないだろう。






時には自分の不得意な事もやらなければいけないし、プレッシャーのかかる案件もあるだろう。








その時にどう振る舞えば会社のためになるのか、どう振る舞ったら会社がダメになるのかを学べるスポーツだと感じる。









テニスは個人事業主だろう。






どちらも学べる部分で言えば、やはりあるのだ。







サッカーは親御さんが熱心な場合が多い。

それ自体は素晴らしい事だとも思うし、中毒性があるのも事実だ。







私は昔からサッカーの試合を見るのが好きなので、その気持ちは痛いほど分かる。

贔屓にしているチームの試合は夜な夜なドキドキしながら見るのだ。












それを親御さんは子供のチームで味わえるのだから当然ハマるに決まってるのだ。









テニス観戦も面白いのだが、ちょっと感覚が違うのと、面白い試合は長すぎる(4時間以上かかる)ので終わる頃には自分も終わる可能性が高いのだ。











ちなみに、私の息子は運動能力が高いわけではない。

だが、その運動能力では難しいとされる関門を突破した。

だから、ここに書いている事も現実離れしたトレーニングではないのだ。






最終的にプロで長く生き残っていくためには、やはり自走を目指さなければならない。






私が研究してなんとか関門を突破した施策を次回は記録として残してみたいと思う。