みなさんは仕事に毎回毎回限界を突破するほどの集中力を出せているだろうか?









ほとんどの人が出せていないだろう。








最低でも8時間を自分の最大限の集中でできたら超人だ。











ここに面白い記事がある。




https://note.com/challenge2020/n/n9ef8f78abb8f#4DZzB





この記事の中では限界的練習法と称してそのポイントを4つあげている。








①具体的な目標を設定する




②コンフォートゾーンから出る







③フィードバックを得る







④集中力を高める環境づくり












だそうだ。







是非記事を読んでみてほしい。








この限界的練習法で、私は心当たりがある。










私は中学生の頃、テニスをはじめたてで3ヶ月後に試合があったのだ。










それは中学生がでるような大会ではなく、大人が出るような大会で、大学生も混じっていたのだが私はそこで第一シードを破ってベスト8まで行ったのだ。











たった3ヶ月?どんだけ練習したんだと思われるかもしれないが、スクールのジュニアクラス週2回と自主的な練習(壁打ち)を週に2回程度だ。










ただ、そこのジュニアクラスは最初6人いたのだが(高校生4人、中学生2人)







最終的には私1人になってしまった。










というのも、練習時間は90分ほどなのだが練習の内容が常軌を逸してるのだ。










口の中が常に血の味がするのだ。










とにかくギリギリ取れるか取れないかのボールを200球やる。








それを繰り返すのだ。








涙を堪えながらボールを拾った事もある。










だが、気づいたら強くなっていた。







最初はギリギリで追いついていたものも、次第に楽に追いつくようになる。









それに気づくとコーチはまたギリギリを狙っていくのだ。








ただ、練習時間は短かったので、かなり集中できた。









「あと30分だから集中だぞ!」








「あと10分限界まで限界まで!」








こういった声かけがあったおかげでなんとか集中できていたのだろう。










本題にはいるが、やはり日本の少年サッカーは試合の本数が多すぎる。










これはなぜこのような事を言うかというと、脳みそが慣れてしまうのだ。









体力や限界の設定、集中力を時間配分してならしてしまう。










みなさんも練習や試合で何時間もやった事があるなら分かるだろう。









全体的に後の試合の事を考えてペース配分したりするのだ。











これはなんでいけないかと言うと過集中(ゾーン)の練習にならないからだ。









例えばこの1試合しかないと言われたら、みなさんはどうだろうか?









自分の最大のパフォーマンスで臨もうと思わないだろうか?








それこそが過集中(ゾーン)を作り出す訓練になるのだ。








そして、それが本番力に繋がるのだ。










欧州の選手はこの集中状態にするのが得意なように感じる。









例えば90分の試合でも、その集中を高める時間は持続はしない。
ポイントとなる場面を見極めてゾーンに入っていくのだ。
もちろん、90分ゾーンに入れれば1番良いのだが中々難しいだろう。








実はこの集中状態があるから足元がそこまでなめらかでなくても、本番で力を発揮できるような気がするのだ。













これがフェルナンドトーレスの練習の姿だ。







日本人だったらかなり下手だと言われるだろう。






しかし










これが本番の彼だ。









明らかに別人なのだ。










こういった本番力こそ鍛えなくてはならない部分だと感じるのだ。










幼少期に練習量によって脳みそが集中状態を作り出せなくなってしまう前に、試合の本数は考えてほしいところである。