幼少期の価値観や概念は大人になっても中々外れない








例えばドリブルオンリーの考え方は、サッカーにおいての認知を幼少期に歪めている。









ドリブルがダメなのではない。








それに固執する事で認知や判断といったサッカーに必要なものを削ってしまっているのだ。








https://president.jp/articles/amp/69641?page=4





この記事でも、欧州は認知判断を大事にしているのが分かる。










この動画の中でも、プレーの規則、秩序がないと言っている。






つまり、適切なプレーが出来ていないのだ。








規則とは🟰こうすべきというものだ。








これが日本人には足りていないのだ。











それは教わっていないからにほかならない。











そりゃ「全員抜け!」や




どんな場面でも「自分で勝負しろ!」なんて声かけされればそうなるに決まっている。







日本人の子供を見ると、やはり最初にその場でのドリブルが多い。











スペースを認知して前進するようなドリブルならまだ良い。









その場でこねるのだ。








後ろに下がったりしてその場にとどまる。











また、サイドアタッカーにボールが渡った時、中に折り返せばすぐにチャンスになる場面でもドリブルを選択する。









ワンタッチですぐに折り返せばチャンスになるというのに、そのような場面は多々見受けられる。










認知判断が劣っていると見て良いだろう。






https://www.footballista.jp/special/48512




この記事でも下記のような言葉がある



ヨハン・クライフの言葉を借りれば、「テクニックとは、1000回ボールをリフティングできることではない。テクニックの本質とはワンタッチで、正しいスピードで味方のプレーしやすい足にパスを出せる能力なのだ」









ワンタッチで出さなければならないときは出すべきだし、ドリブルで保持する時は保持するのだ。










その認知判断の部分をクローズドトレーニングでは削ってしまう。










人のいないトレーニングは人のいないところでの技術には繋がるが、仲間や敵がいる事によって認知判断は鍛えられる。










また、ほとんどのチームが共通のトレーニングをするが、ディフェンダーにはディフェンダーのトレーニング方法がある。









それはMFやFWにも言えるのだ。











ひとつのドリブルという切り取ったトレーニングは全員に有効ではない事に気づいて欲しい。










私はパリサンジェルマンが日本に来た時の練習を見たが、パリサンジェルマンのディフェンダーはドリブルが下手だった。








恐ろしいくらいに下手であった。








だが1対1の対人守備が異常なほど強かったのだ。










やはりポジションによってのトレーニングはあるし、切り取ったトレーニングを嗜好する日本はやはり疑問に思う。