思った事はないだろうか?
小学生から多い子で週に7日や少なくても5日練習している。
さらにそれにプラスして朝練をやっている事が多い日本が、なぜサッカーで中堅国レベルなのだろうか。
もちろん、こんなに練習をしているから中堅国になったのかもしれないが、やはり納得はできない。
練習の方法がやはり間違っているのではないか?といった疑問を感じざるを得ない。
指導者の方は、不思議だと感じないだろうか?
日本の指導者全員が海外のトップレベルを育てようとしていないのはわかる。
しかし、Jクラブは少なくとも世界的に有名な選手を輩出するために努力していると思っているし、そうであってほしい。
日本の街クラブも驚くほど技術力が高く、海外の指導者が来ても皆「日本の子は技術が素晴らしい!」と舌を巻くのだ。
だが、残念ながらこんなにも練習している国である日本が、理想通りに選手を輩出できているかというと疑問が残るだろう。
もちろん、ヨーロッパの国の子もチーム練習の他に秘密の特訓をしているのかもしれない。
だが、傍目に見ても日本はほとんどの子供が秘密の特訓と、プラスチーム練習に試合を午前、午後のダブルヘッダーなど鬼のようにやる。
少なくとも練習量は世界トップ3に入っていてほしい。でなければ世界は程遠い存在になってしまう。
いや、それともイチローが言うように練習が長すぎるのか?
海外に行った選手が口々に「違う競技。」と言う。
これは他のスポーツではあり得ない事である。
大谷翔平も錦織圭も西岡良二もそんな事は言わない。
バスケットボールの渡邊も言っているのを見た事がない。
という事は日本はその別の競技と言われる何かを長時間やっていると言う事なのか。
テニスでいったらソフトテニスを、野球でいったらソフトボールを…
もし仮にそうだとしたら勝てるわけがない。
そのヨーロッパのサッカーというのがサッカーであり、それがワールドカップで勝つために必要なものだとするのであればそれはなんなのか?
元興国高校の内野さんが、興国卒業生でJリーガーの子の話をしていた。
その卒業生曰く、Jリーグでは興国の選手が一番うまいらしい。
ブラジルの選手は練習だと全然下手で、シュートも全然入らないと。
だけど「本番ではめちゃくちゃ決めるんすよね〜」と言っていたエピソードを内野さんが話していた。
これはスペインに行った人の話でもよく出てくる話で、練習では足元はめちゃくちゃ下手でこんなの余裕で勝てると思ったらしいが、いざ試合が始まると全然ボールがとれなくて意味が分からなかったと。
この足元の技術力とサッカーの上手さは比例しない?
それどころか何か悪影響が起こっているのでは?
と感じてしまう。
もちろん上手いに越した事はないだろう。
上手いほうが良いに決まっている。
だが、上手くなくても本番で上手い選手がいるのだ。
この競技が違うというのは一体なんなのだろうか。
次回はその違いをインタビューや記事から深掘りしてみたいと思う。