真アゲハ ~第40話 ガロン・シルバースター4~ | 創作小説「アゲハ」シリーズ公開中!

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「アゲハ族」それは現在の闇社会に存在する大きな殺し屋組織。しかし彼らが殺すのは「闇に支配された心」。いじめやパワハラ、悲しみ、怒り、絶望して命を絶ってしまう…そんな人々を助けるため、「闇に支配された心」を浄化する。
※趣味で書いてます。※誤字脱字多いです。



金剛丸「あっちち…!あー!この野郎!俺の服燃やしやがったなぁ!」

輝人「だったらなんだよ」

金剛丸「くうぅ…!頑丈過ぎるのが俺のアビリティだったのに、火には勝てねぇ…!やっぱ昨日北枕で寝たことが良くなかったんだぁーっ!(ノД`)ノ」

ガロン「関係ねぇと思うぞそれは(・・;」

火で服を燃やされ、嘆く金剛丸
輝人はいたって冷静だ
それもそのはずだ、今目の前にいる2人はネクロなのだから

始「輝人さん、類いって…!」

輝人「あぁ、こいつらはネクロだ」

ゆに「え?ジーマー?」

ガロン「ほぉ、分かるのか。お前も…そうらしいな」

ガロンは輝人を睨み付け、拳銃を向ける

嵐「うおっ!兄貴達、酷い傷だ…!」

盾「うぅ…っ!」

剣と盾がガロンと金剛丸に襲われて酷い怪我を負い、嵐は手当てをしようとする
剣が口を開いた

剣「や、奴は…拳銃野郎には気を付け…!」

嵐「え?」

輝人「お前ら下がってろ、こいつらは俺がやる」

茜「かしこまりました、皆さんこちらまで…」

ガロン「逃がすわけねぇだろうが!」

ズガンッ!と茜に向けて発射をする
しかし茜のギリギリのところで、当たらずに済んだ

ガロン「…ニィッ」

茜の脚を捉えなかった弾丸は、軌道を変えて、茜に戻って行く
ふくらはぎを捉えてしまった

茜「あぁっ…!」

始「茜さん!」

輝人「!」

茜「っう…!」

ふくらはぎに弾丸が貫通し、ドクドクと血が流れ出す
これでは走ることも出来ない

茜「すみません…!」

ガロン「ホラホラホラァッ!」

ズガンッ!ズガンッ!ズガンッ!

宝「パオッ!」

ゆに「キャアッ!」

力「当たりませんよ!」

ガロンが3つ放った弾は、3人の横を通り過ぎて捉えない
だがそれも軌道を変えて、死角の背中を狙う

始「!ゆに!」

ドスッ!ドスッ!ドスッ!

ゆに「え…」

宝「うぎアァァッ!い、痛いゾウ!」

力「ぐうぅっ!」

始「あぁっ…!か、肩が…!」

ゆに「お兄ちゃん!」

輝人「!」

始はゆにを包むように抱きついたため、弾丸が肩に当たってしまった

嵐「力兄!宝兄!」

茜「始様…!そんな…!」

始「だ、大丈夫かゆに…?」

ゆに「お兄ちゃん!でもなんで…!」

始「き、急に…ゆにの横を通った弾丸が軌道を変えたから…そしたらゆにの背中に当たると思って…!」

ガロン(!…あんな短時間で良く…)

輝人「…なるほどな」

始の行動を見て、輝人は口角を上げる
そしてすぐに、『羅刹天ーラクシャーサー』の部下から拝借した拳銃と、自分の右手を拳銃の様に見立て、火の弾を作り出した

輝人「炎の弾丸ーフレイム・バレットー!」

ズガンッ!

ガロン「うおぉ!?」

目の前に炎の弾丸が飛んで来たことに驚き、避ける
しかし普通の弾丸の方は飛んで来ない

ガロン「…?」

輝人「チッ、運が良いなお前。こっちは弾切れだ」

と、輝人は弾切れとなった拳銃を捨てる

ガロン「驚いたな…。火を操るアビリティみたいだが、使い方次第でこんなに変わるとは…」

輝人「お前だって、なかなかのアビリティじゃねぇか。“弾丸の軌道を変えれる”なんて、滅多にねぇぞ?」

ガロン「…!」