新アゲハ ~第79話 ジョーカー4~ | 創作小説「アゲハ」シリーズ公開中!

創作小説「アゲハ」シリーズ公開中!

「アゲハ族」それは現在の闇社会に存在する大きな殺し屋組織。しかし彼らが殺すのは「闇に支配された心」。いじめやパワハラ、悲しみ、怒り、絶望して命を絶ってしまう…そんな人々を助けるため、「闇に支配された心」を浄化する。
※趣味で書いてます。※誤字脱字多いです。



宏一「ったく、ようやく出番かと思ったら!大層なことしてくれんじゃねぇかよ!」

タテハ「こっ…!宏一さん!」

ジョーカー『グワアァァアッ!』

タテハ達の前に現れたのは、“騎士の世代”の1人・小鴨宏一だ
宏一がジョーカーの間合いに入り、太鼓のバチで思いっきりジョーカーの胸のガラス板を割った
赤い水晶玉は剥き出しの状態だ

宏一「遅くなって悪いなタテハ!皆も…!」

タテハ「宏一さん…!」

ジョーカー『グルルル…!』

?「おっと!」

「ピーッ!」と、強い笛の音がした
ジョーカーの耳に入り、頭を抑え込む
さらに「ベベンッ♪」と三味線の音がすると、ジョーカーの全身に火が付いた

ジョーカー『グワアァァアッ!』

黎「まさか…!」

そう、来たのは宏一だけではない

隆聖「やぁ、お待たせ!」

登志夫「よく耐えたな!皆!」

仁「隆聖さん!」

未来乃「登志夫さん!」

宏一と同じ“騎士の世代”の狩岡隆聖と、赤羽ミゲル登志夫だ
“騎士の世代”3人がまた集結したのだ

黎「ったく…!お前ら遅すぎだっつうの!」

登志夫「すいません、ここに来るまでに雑魚を何匹か倒してたもんで!」

宏一「お前らが無事で良かったよ」

隆聖「僕もすぐ来たからね…!でも、流石に時差ボケが…」

隆聖はエジプトから直行で来てくれたので、まだ時差ボケが直ってない様だ

宏一「無理なら倒れてていいぞ?」

隆聖「冗談、僕だって戦えるよ」

登志夫「しっかし、あいつ何なんだ?」

“騎士の世代”の3人も初めて見るジョーカー
ジョーカーは炎を振り払い、また暴れようとする

タテハ「胸の水晶玉を壊してください!そしたら元に戻るので!」

宏一「元に戻る?こいつハートレスか何かか?」

黎「いや“ネクロ”だ。詳しくは後で話す、それよりそいつを任せてもいいか?」

隆聖「何が何だか分からないけど…OK!」

宏一「よっしゃあ!早速ぶっ飛ばすか!」

ジョーカー『グルルル…!グオオオ!』

ジョーカーが3人を狙って襲い掛かる
見切った3人はすぐ避けて、それぞれのエスポワールを構える
登志夫が先に動いた
ベベンッ♪と三味線を鳴らし、ジョーカーの頭上に雷を鳴らせた

ドバーンッ!

ジョーカー『グオオオ!』

宏一「まずはこっから出さないとな!」

宏一はバチを空間に思いっきり叩く
ドォンッ!と強い音が鳴ると、ジョーカーが吹き飛ばされた
ガシャーンッ!と壁が破壊され、ミュージアムフロアから外に出る
3人も外に出た

隆聖「さっきハートレスか何か?とか言ったけど、あれはハートレスじゃなさそうだ。嫌な気配がするよ」

登志夫「でも誰かがあんな風になってるのは間違ってないみたいだな」

宏一「どうだか分からないが、タテハが言った通り、あの赤い水晶玉をぶっ壊すに限るな!」

ジョーカー『グルルル…!』

大きな重力を受けたにも関わらず、ジョーカーはまた立ち上がった
赤い水晶玉に傷は付いてない

登志夫「まぁ、簡単には殺られねぇよな。こんぐらい手強くなきゃ、俺らが出てきた意味ねぇし」

ジョーカー『グオオオ!』

隆聖「おっ!」

ジョーカーの鉤爪が大きく振り上がる
タテハ達はビビっていたが、“騎士の世代”は違う

隆聖「攻撃はさせないよ!」

隆聖は怯むこと無く、八尺を吹き鳴らす
ピーッ!と音が近くで鳴った事で、ジョーカーはあた頭を抱え込む

ジョーカー『グルルル…!』

宏一「おりゃっ!」

ドォンッ!とジョーカーの背後からバチを当てる宏一
重力がかかる

登志夫「ほっと!」

ベベベンッ♪と登志夫も三味線で雷を浴びせる

ジョーカー『グルルル…!』

隆聖「ふぅ、なかなかしぶといね」

登志夫「胸の水晶玉、壊させてくれねぇんだよ」

宏一「大事なものなのは分かるけど…俺らも大事なもんあるからな!」