宏一「ったく、ようやく出番かと思ったら!大層なことしてくれんじゃねぇかよ!」
タテハ「こっ…!宏一さん!」
ジョーカー『グワアァァアッ!』
タテハ達の前に現れたのは、“騎士の世代”の1人・小鴨宏一だ
宏一がジョーカーの間合いに入り、太鼓のバチで思いっきりジョーカーの胸のガラス板を割った
赤い水晶玉は剥き出しの状態だ
宏一「遅くなって悪いなタテハ!皆も…!」
タテハ「宏一さん…!」
ジョーカー『グルルル…!』
?「おっと!」
「ピーッ!」と、強い笛の音がした
ジョーカーの耳に入り、頭を抑え込む
さらに「ベベンッ♪」と三味線の音がすると、ジョーカーの全身に火が付いた
ジョーカー『グワアァァアッ!』
黎「まさか…!」
そう、来たのは宏一だけではない
隆聖「やぁ、お待たせ!」
登志夫「よく耐えたな!皆!」
仁「隆聖さん!」
未来乃「登志夫さん!」
宏一と同じ“騎士の世代”の狩岡隆聖と、赤羽ミゲル登志夫だ
“騎士の世代”3人がまた集結したのだ
黎「ったく…!お前ら遅すぎだっつうの!」
登志夫「すいません、ここに来るまでに雑魚を何匹か倒してたもんで!」
宏一「お前らが無事で良かったよ」
隆聖「僕もすぐ来たからね…!でも、流石に時差ボケが…」
隆聖はエジプトから直行で来てくれたので、まだ時差ボケが直ってない様だ
宏一「無理なら倒れてていいぞ?」
隆聖「冗談、僕だって戦えるよ」
登志夫「しっかし、あいつ何なんだ?」
“騎士の世代”の3人も初めて見るジョーカー
ジョーカーは炎を振り払い、また暴れようとする
タテハ「胸の水晶玉を壊してください!そしたら元に戻るので!」
宏一「元に戻る?こいつハートレスか何かか?」
黎「いや“ネクロ”だ。詳しくは後で話す、それよりそいつを任せてもいいか?」
隆聖「何が何だか分からないけど…OK!」
宏一「よっしゃあ!早速ぶっ飛ばすか!」
ジョーカー『グルルル…!グオオオ!』
ジョーカーが3人を狙って襲い掛かる
見切った3人はすぐ避けて、それぞれのエスポワールを構える
登志夫が先に動いた
ベベンッ♪と三味線を鳴らし、ジョーカーの頭上に雷を鳴らせた
ドバーンッ!
ジョーカー『グオオオ!』
宏一「まずはこっから出さないとな!」
宏一はバチを空間に思いっきり叩く
ドォンッ!と強い音が鳴ると、ジョーカーが吹き飛ばされた
ガシャーンッ!と壁が破壊され、ミュージアムフロアから外に出る
3人も外に出た
隆聖「さっきハートレスか何か?とか言ったけど、あれはハートレスじゃなさそうだ。嫌な気配がするよ」
登志夫「でも誰かがあんな風になってるのは間違ってないみたいだな」
宏一「どうだか分からないが、タテハが言った通り、あの赤い水晶玉をぶっ壊すに限るな!」
ジョーカー『グルルル…!』
大きな重力を受けたにも関わらず、ジョーカーはまた立ち上がった
赤い水晶玉に傷は付いてない
登志夫「まぁ、簡単には殺られねぇよな。こんぐらい手強くなきゃ、俺らが出てきた意味ねぇし」
ジョーカー『グオオオ!』
隆聖「おっ!」
ジョーカーの鉤爪が大きく振り上がる
タテハ達はビビっていたが、“騎士の世代”は違う
隆聖「攻撃はさせないよ!」
隆聖は怯むこと無く、八尺を吹き鳴らす
ピーッ!と音が近くで鳴った事で、ジョーカーはあた頭を抱え込む
ジョーカー『グルルル…!』
宏一「おりゃっ!」
ドォンッ!とジョーカーの背後からバチを当てる宏一
重力がかかる
登志夫「ほっと!」
ベベベンッ♪と登志夫も三味線で雷を浴びせる
ジョーカー『グルルル…!』
隆聖「ふぅ、なかなかしぶといね」
登志夫「胸の水晶玉、壊させてくれねぇんだよ」
宏一「大事なものなのは分かるけど…俺らも大事なもんあるからな!」