新アゲハ ~第66話 キャプテン・ダイヤモンド9~ | 創作小説「アゲハ」シリーズ公開中!

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「アゲハ族」それは現在の闇社会に存在する大きな殺し屋組織。しかし彼らが殺すのは「闇に支配された心」。いじめやパワハラ、悲しみ、怒り、絶望して命を絶ってしまう…そんな人々を助けるため、「闇に支配された心」を浄化する。
※趣味で書いてます。※誤字脱字多いです。



タテハに向かって、鉄骨が飛んできた

タテハ「っ…!」

仁「タテハ!避けろ!」

タテハ「!」

ガシャァンッ!

華林「キャアァ!」

鉄骨がぶつかったことで、地響きが起きる
全校生徒や教師達は驚く

黎「タテハ…!」

アラン「あん?」

タテハ「あっぶね…!」

タテハは無事だった
仁の声が聞こえたおかげか、避けることが出来たのだ

ダイヤモンド「オラァッ!」

さらにキャプテン・ダイヤモンドは鉄骨を動かし、タテハに向ける
タテハはギリギリのところでかわす

タテハ(武器が使えないのは辛いけど…!避けるしかない!)

全校生徒や教師達から見られている前でエスポワールを使うことなんて出来ない
そんなことをしたら、アゲハ族だとバレてしまう

雄一「タテハくん…!」

雪音「ねぇ、やっぱり心配だよ!私達も…」

麻貴「はぁ!?無理だってあんなの!」

結女「危ないし出られないんだよ!?」

香奈「何するって言うの!?」

雪音「あ…っ」

閉じ込められている仁達も同じだ
エスポワールなんて使えないため、タテハを助けることも出来ない

アラン「チッ!ちょこまかと…!」

ダイヤモンド「ならこれならどうだ!」

キャプテン・ダイヤモンドはまた剣を床に突き刺す
すると今度は、金属で出来た鮫が現れた

タテハ「この鮫は…!」

タテハが戦った鮫だ
あれは何でも噛みついてしまう厄介な鮫のため、アイテムが無ければ戦えない

タテハ「っ…!」

タテハはブレスレットを見る
剣を出すしか戦えない
だがここで出してしまえば、アゲハ族の事がバレてしまう

聖「タテハ逃げろ!鮫がっ…!」

淳之介「タテハくん!」

竜也「タテハぁー!」

タテハ「…!」

同じアゲハ族の仲間の顔を見た
すぐにタテハを助けたいが、助けられず、悔しい顔をしている
それでもタテハを助けようと必死な声をあげる
タテハは、決めた

タテハ「…仁!ごめん!俺はエスポワールを使う!」

仁「はぁ!?」

タテハはエスポワールを使うことを選択した
それは同時にアゲハ族の事がバレると言うことだ

未来乃「ダメだよタテハくん!」

黎「タテハ止めろ!何考えてるんだ!?」

タテハ「だって…!心にしても、身体にしても…アゲハ族は人を助ける殺し屋なんだろ!?」

新「あ?あいつ何言ってんだ?」

つかさ「殺し屋って…?」

仁「そんなことが許されると思うな!そんなことしたらお前…」

タテハ「バレるのも…辞めるのも覚悟の上だ!」

仁「なっ…!?」

タテハ「だからこれで最後にするよ…!最後のつもりで、エスポワールを使う!後は…皆のことを頼んだぜ!仁!」

仁「タテハ…お前…!」

アラン「何をごちゃごちゃと…やれ!」

金属の鮫がタテハに襲いかかる
その前に、タテハはエスポワールを起動した
ロングソードを手にする

リナ「タテハ…!」

しのぶ「出しちゃった…!」

桃士郎「え!?何あの剣!」

輝「あんなのどこから…!?」

数原「…!」

アラン「やっぱ復活してたか!」

ロングソードが突然出たことに驚く
タテハは気にせず、金属の鮫に攻撃を開始した

タテハ「このぉっ!」

以前は小型のナイフで、まだ進化は無かったため、苦戦した
だが今は違う
ロングソードで攻撃し、金属の鮫を次々に倒す

生流「タテハ…まさか同胞か…!?」

景都「タテハくん…俺らのために…!」

倫太郎「どうなっとるんじゃ…?」

ダイヤモンド「ぐっ!このっ!」

キャプテン・ダイヤモンドが剣を引き抜いた
剣をタテハに向ける

タテハ「くぅっ!」

ダイヤモンド「こいつ…!」

タテハ「操られているとは言え…なんつー強さだ…!」

アラン「ハァッ!」

タテハ「!うわっ!」

キャプテン・ダイヤモンドの前にアランが飛びかかった
タテハは避けるが、アランが攻撃を続ける

仁「アラン!」

タテハ「てめぇ…!」

アラン「もういいのか?お前は取り返しがつかないことをしたんだぞ?アゲハ族だってことを自らバラしたんだ!それに今の戦いだって、言い訳が出来ないぞ!?これで終わったな!」

タテハ「…だから、どうしたんだよ!」

アラン「あ?」

タテハはロングソードでアランの攻撃を止める
バレた事に後悔は無いみたいだ

タテハ「こうなることは予想していたさ。だが、そんなことを考えるのはもう止めた!最後は仲間を…皆を助ける!」

アラン「その仲間に頼らずに俺にエスポワールを壊されたのはどこのどいつだ?仲間だってあのとおり、手も足も出せないんだ!結局お前は1人じゃ何も出来ないクズ野郎なんだよ!」

タテハ「あっ…!」

仁「タテハ!」

アランの攻撃が当たり、タテハは転ぶ
起き上がろうとすると、アランが脚をタテハの背中の上に踏みつけた

タテハ「ガハッ!」

黎「タテハ!止めろアラン!」

アラン「いい加減気付けよ。今のお前は1人だ。こんな時に助けてくれる仲間なんて、誰もいやしないんだよ。こんなに大勢の人間が見てるってのに、誰も助けやしない。所詮は、仲間なんてそう言うもんなんだよ」

仁「あの野郎…!」

タテハ「…確かに俺は…1人でやろうとしてたバカ野郎だよ…!」

アラン「あ?」

踏みつけられても、立ち上がろうとするタテハ
力をいれて、足掻こうとする

タテハ「…俺はただ、悔しかった…!俺は強化アイテムが欲しかったのに、皆は手に入れて…!だから俺は1人でどうしたら手に入れられるか考えて、1人で頑張ろうとした…!でも、そうじゃないってことを知ったんだ…!」

黎「タテハ…」

タテハ「1人でうやむやに頑張っても、答えなんて見つからない…!仲間がいるからこそ、答えが見つかるんだ…!信じる仲間がいるから…強くなれるんだ!」

アラン「!」

タテハは一気に起き上がった
アランは突然起き上がったタテハに驚き、バランスを整える

アラン「てめっ…!」

タテハ「確かにこの状況は俺1人だ!だが俺が信じる仲間がいるから、1人じゃねぇ!」

仁「タテハ…!」

アラン「…ハッ!だがお前は強化アイテムとやらを手に入れてねぇじゃねぇか!そんなで俺らに勝てると思うな!やれ!キャプテン・ダイヤモンド!」

ダイヤモンド「あぁっ!」

キャプテン・ダイヤモンドは床に剣を刺し、鉄骨を動かす
今度は周りから飛んでくるため、避けようがない

未来乃「タテハくん!」

淳之介「逃げるんだ!」

タテハ「っ…!」











…ピキッ…!
ピキピキッ…! パカッ!

その時だった、新たな強化アイテムが生まれたのは…!