新アゲハ ~第61話 ジャック・ヴァイパー6~ | 創作小説「アゲハ」シリーズ公開中!

創作小説「アゲハ」シリーズ公開中!

「アゲハ族」それは現在の闇社会に存在する大きな殺し屋組織。しかし彼らが殺すのは「闇に支配された心」。いじめやパワハラ、悲しみ、怒り、絶望して命を絶ってしまう…そんな人々を助けるため、「闇に支配された心」を浄化する。
※趣味で書いてます。※誤字脱字多いです。



登志夫「まさかジャックが愛城高校に現れるなんて…!」

茅「生徒達が危険だわ!すぐに向かわなきゃ!」

登志夫と茅は黎から連絡を受けて、すぐに現場の愛城高校に急行していた
サイレンを鳴らし、道を開けるように伝える

登志夫「俺らが先に向かって良いんですかね!?」

茅「剣吾くんには伝えたわ!SAT班が揃い次第、現場に来る予定よ!」

登志夫「…ん?なんだ?あの雲…!」

向かう途中で空が灰色の雲に覆われるところを発見した
愛城高校の場所だ

茅「何かしら…今日の天気は晴れのはずよ?それにこんなすぐに雲が集まるなんて…」

登志夫「もしかしたら…ハートレスとか!?」

茅「急ぎましょう!」

登志夫「はい!」

登志夫はアクセルを踏んで、急いだ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アバランチ『キシャアァァアッ!』

雪音「きゃー!蛇ぃっ!」

雪音は淳之介の後ろに隠れる
蛇が苦手の様だ

淳之介「大丈夫だよ蝦夷国さん、僕が守ってあげるからね!」

雪音「う、うん…っ」

仁「でけぇ蛇になったな…!」

雄一「でもなんで!?ハートレスって物に当てるんじゃ無かった!?雪の怪物に当ててもハートレスになるなんて…!」

黎「俺も見たことがない、だが雪の怪物は元々雪で出来ていたんだ。正確には雪にハートレスを打ち込んだと考えれば妥当だが…」

アバランチの全身を見る
雪や氷の結晶で出来ており、どこにハートレスが潜んでいるのか分からない
さらに冷たい風が吹き出す

タテハ「こ、こんな時はフォーカスズキリュウで…!」

雄一が作ったフォーカスズキリュウは最新のカメラ機能が搭載されたフタバスズキリュウ型のロイドだ
これまでにハートレスの居場所も割り出すことに成功した
しかし

雄一「あ!ダメだタテハくん!」

タテハ「え!?」

雄一「全く機能しない!」

タテハ「えええっ!?」

冷たい風や周りの低温のせいか、フォーカスズキリュウが動かなくなってしまった
すると、フォーカスズキリュウに何か霜の様な白いものが付着した
次から次へと風に乗って吹き溢れる

竜也「これって…!」

張斗「雪か!?」

空を見上げると、灰色の雲から雪が降りだしていた
それも少量ではなく、大量の大粒の雪だ
冷たい風に乗って、まるで吹雪の様に激しく降り出す

刻「っ…!冷たい…!」

淳之介「皆!僕の後ろに!これで一気に溶かそう!」

淳之介は青い盾をアバランチに向ける
赤い剣を装着してるため、火炎放射はまだ撃てるはずだ
しかし

アバランチ『キシャアァァアッ!』

ブシャアアァッ!

淳之介「うわっ!」

アバランチが氷の牙から何かを吐き出した
液体みたいだが、淳之介の盾に触れた瞬間、ガチガチに凍ってしまった

淳之介「!」

タテハ「凍った!?」

未来乃「あぁ!火炎放射が…!」

盾の穴が凍って塞がってしまった
試しに発射しようとするが、溶けない

淳之介「そんな…!唯一の炎の力が!」

張斗「避けろお前ら!」

淳之介「!」

雪音「きゃあ!」

逢磨の声で気付くが遅かった
アバランチがまた牙から液体を発射したのだ
淳之介と雪音は当たってしまい、凍り漬けにされてしまった

未来乃「雪音!」

聖「淳之介!しっかりしろ!」

しのぶ「また来るよ!」

タテハ「うわぁ!」

アバランチ『キシャアァァアッ!』

巨大な蛇の身体なうえに、牙から発射される凍結の液体
さらに吹き溢れる吹雪がタテハ達を襲う

竜也「ぐぅっ!」

しのぶ「あっ…!」

雄一「うわぁっ!」

避けながらハートレスに立ち向かおうとするが、今の状況じゃどうにも出来ない
また吹雪の雪が溜まってきて、地面に雪が積もり始めた
簡単に身動きがとれそうにない状態だ

刻「まずい…!早く解凍させないと…!」

聖「あぁ!でもまずはあいつをなんとか…!」

刻「いや凍ってる仲間の方が大事よ!氷の中に何十分もいられると思わないで!」

聖「は!?」

張斗「ボス、落ち着け…!聖、あのハートレスも大事だが、仲間も大事だ。凍り漬けにされた仲間は、俺らで何とかする!お前らはハートレスを止めろ!」

聖「!…はい!」

タテハ「来るぞ!」

聖「うわっ!」

アバランチがタテハ達を襲う
その時だった


?「……す……けて、く……れ…!」

聖「……え?」