新アゲハ ~第46話 犬崎 勝平5~ | 創作小説「アゲハ」シリーズ公開中!

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「アゲハ族」それは現在の闇社会に存在する大きな殺し屋組織。しかし彼らが殺すのは「闇に支配された心」。いじめやパワハラ、悲しみ、怒り、絶望して命を絶ってしまう…そんな人々を助けるため、「闇に支配された心」を浄化する。
※趣味で書いてます。※誤字脱字多いです。



数原「…サプライズは大成功だったみたいですね」

輝「えぇ…」

ステージ会場の観客席の真後ろに、校長の輝と数原はいた
次はダンス部の発表だ

数原「分かっていますよね?怪人騒ぎなんてあったらすぐ中止と…」

輝「はい」

数原「まぁ無事にサプライズライブも終わったことですし、今度は校舎内を見ましょうか」

輝「お供いたします」

数原に睨まれながらも、輝はステージ会場を後にした
それとすれ違いに、タテハ、聖、淳之介の3人はステージ会場に到着した

タテハ「ここって…!ステージ会場!?」

聖「おっ、ダンス部の発表か」

ステージを見ると、勝平達のダンスになっていた

タテハ「なんだ?あの格好…」

淳之介「あれは戦国時代の合戦をダンスに変えたんだよ」

タテハ「なるほど、だから皆鎧や兜なのか」

聖「それよりハートレスだ!どこにいるか分からないからな!」

ハートレスの後を追ってここまできたのだが、消えてしまった
もしかしたら、誰かがなっているのかもしれない

タテハ「まさか…!あのダンス部の誰かとか?」

聖「いやそんなわけねぇだろ(゜゜;」

淳之介「あれ?曲変わった…」

ダンスの曲が暗い曲に変わった
それと、同時に観客席から騒ぎが起きた

「うおっ!びっくりした!」

「すげー!めっちゃリアルだな!」

「かっけぇ登場じゃん!」

タテハ「え?」

観客席の方を見ると、そこには大きな剣を持った武将の姿があった
鎧と兜は身に付けているのだが、よく見るとボロボロで、禍々しい姿だ
まるで落武者のようだった

聖「なんだ?ダンス部の発表か?」

淳之介「確か“ノブナガ”って敵を倒すって聞いたけど…こんなに迫力ある登場なんて、すごいね!」

タテハ「確かに…ん?」

落武者の登場により、観客席はすごい盛り上がりだが、タテハはステージを見る
曲が続いていると言うのに、ダンス部はピタッと動きを止めた

勝平「え…?誰だあれ?」

「え?勝平さんが抜けるって話じゃ無かった?」

「いや先輩ここにいんだろ?」

香奈「じゃああそこにいるのは…!?」

タテハ「ん…!?何かおかしくないか…!?」

混乱するダンス部とタテハ
それもそのはずだ
用意した内容と衣装とは全く違う事態であり、会場に突然現れた落武者は、ハートレスだ

ー裕也
 改め ノブナガー

ノブナガ「道を開けろぉ!ノブナガ様のお通りだぁ!」

大きな声をあげ、観客席の真ん中を進む
これには観客にはすごい盛り上がりだ
ノブナガはステージに上がる

勝平「な、お前は…誰だ!?」

ノブナガ「我を知らないとは…、我はこの戦国時代を統一する者だ!」

「おおっ!何か分からないけど、面白くなってきたぞ!」

「今年のダンス部すげぇ迫力!」

「でも…ダンス部、なんか止まってないか?」

「なんかこわーい…」

タテハ「聖、淳之介!これダンス部の発表じゃない!間違いなくハートレスだ!」

聖「は!?」

淳之介「え!?」

タテハに続き、聖と淳之介はステージへと向かう
ステージでは、ダンス部の1年生が対応する

「おい誰だよあんた!邪魔だよ!」

ノブナガ「何?我を愚弄するとは…!」

「はぁ?意味分からない事言ってねぇで…」

勝平「待て!」

勝平が止めようとしたが、遅かった
ノブナガは持っていた剣の側面を1年生に当てた
すると1年生は消え、剣の中に封印されてしまった

勝平「なっ…!?」

タテハ「あ!遅かった…!」

「おいおい…!これヤバくないか?」

「え!?ダンス部の発表とかじゃなくて!?」

香奈「あわわ…!」

ノブナガ「貴様らもこの手で消してやる!天下統一は我の物だ!」