『間もなく~、横浜~横浜~に到着します』
“みらい”が次の駅である横浜に到着した
ここでも“みらい”を見たいと言う人や、乗車する人で多い
アンドロイド『……あれ?おかしいです』
客室乗務員「どうしたの?」
そんな中、1体の客室乗務員型アンドロイドが何かを感じた
アンドロイド『アンドロイドCから応答がありません』
客室乗務員「あらそう?待ってて、主任に連絡して……」
客室乗務員が通信をしようとしたその時だった
?『はい、連絡遅くなりました』
アンドロイドに通信が戻ったのだ
アンドロイド『あ、戻ったみたいです』
客室乗務員「え?あら、分かったわ」
何事も無く、客室乗務員は次のお客を迎える
通信したアンドロイドが偽者だと知らずに…
“みらい”は横浜を発車し、次の駅へと向かう
スパム「…さぁて、次の手は…」
客室乗務員に成り済ましたスパムは“みらい”の中を進む
「あ、すいません!トイレは…」
スパム「~♪」
「あれ…?聞こえなかったかな?」
鼻唄を歌いながら、新幹線の先頭まで進んで行く
宏一「ふぅ、ごちそうさま」
駅弁を食べ終えた宏一はペットボトルのお茶を飲む
しかしすぐ空っぽになってしまった
宏一「あり、もう無いや」
スパム「~♪」
宏一「あ、あのすいません!お茶を…」
宏一は客室乗務員の姿のスパムに声をかけるが、スパムは無視して先頭まで進む
宏一「何だよあれ…態度悪いなぁ」
菊乃「…スーッ…」
宏一「おっと」
隣の菊乃が寝だした
その顔は、とても可愛かった
宏一「…寝てる顔は可愛いんだけどなぁ」
先程までの喧嘩を忘れるほど、菊乃の笑顔で癒された
宏一「あ、そうだ。頼めるんだっけ?」
宏一は目の前の画面に触れて、500mlのお茶を注文した
『係の者がお持ちいたします』と言う言葉を聞くと、宏一は待つ
しかしその時、宏一に尿意が走った
宏一「うっ…ちょっと行ってくるか。少しだけなら大丈夫かな?すぐ来ないと思うし」
宏一は席を離れて、トイレへと向かった
内部の地図を見ると、15号車には無く、13号車まで行かないとトイレは無いみたいだ
宏一は13号車まで進んだ
1つだけ空いているみたいだ
宏一「お、あったあった」
リュウジ「あーお腹痛くなった!トイレトイレ!(´д`|||」
前の車両からリュウジが現れた
リュウジが急いで空いているトイレに、先に入った
宏一「うおっ、でかいなあいつ…外国人か?」
登志夫「おーいリュウジ、お前大丈夫か?」
そこに登志夫が現れた
すぐに宏一の目に入り、宏一は驚く
宏一「え⁉登志夫⁉」
登志夫「ん?って宏一⁉お前いたのか!」
登志夫も宏一と出会い、驚いた
今年の5月以来の再会だ
宏一「お前なんでっ…⁉メキシコに帰ったんじゃ無かったのか⁉」
登志夫「お、俺はうちの後輩達連れて旅行してて…お前は?」
宏一「俺も旅行だよ、菊乃ちゃんと」
登志夫「え?マジで⁉菊乃ちゃんどこ⁉Σ(*≧∀≦*)」
宏一「今寝てるし、それにここの車両じゃ無いから」
リュウジ「う゛う゛う゛(´д`|||」
登志夫「おーい大丈夫かリュウジ~、やっぱ止めときゃ良かったな!お前だけ駅弁5箱は食べすぎだって!」
宏一「いやこうなる前に何故止めなかったんだ?解せぬ」
登志夫「アッハッハ(笑)」
登志夫は笑って誤魔化した
菊乃「…ん?やだ、寝ちゃったわ。まだ静岡に着いてないかしら?」
その頃菊乃は目を覚ました
隣に宏一がいない事に気が付く
するとそこに、お茶を持った客室乗務員が現れる
客室乗務員「あ、お客様」
菊乃「え?」
客室乗務員「お待たせしました。お茶の500mlです」
菊乃「えぇ?」
菊乃は頼んでいないのに、お茶が届いて戸惑う
菊乃(もしかして…宏一くんが?)
客室乗務員「あの…こちら160円になります」
菊乃「え?あ…はい」
菊乃はお茶代を払う
客室乗務員は受け取ると、その場を離れた
菊乃(もう!宏一くんどこに行ったのよ!お茶を頼んだのに帰ってこないなんて…!)
宏一を探すため、菊乃は立ち上がって前の方へ進みだした
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今回で1000回記念を越えました!
『アゲハ』シリーズ
1000回記念おめでとう‼
これからも応援よろしくお願いいたします!