新アゲハ 特別編 ~騎士の世代と暴走AI特急8~ | 創作小説「アゲハ」シリーズ公開中!

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「アゲハ族」
それは現在の闇社会に存在する大きな殺し屋組織。しかし彼らが殺すのは「闇に支配された心」。いじめやパワハラ、大切な人を奪われた悲しみ、怒り、人生に絶望して命を絶ってしまう…そんな人々を助けるため、「闇に支配された心」を浄化する。



『間もなく~、横浜~横浜~に到着します』

“みらい”が次の駅である横浜に到着した
ここでも“みらい”を見たいと言う人や、乗車する人で多い

アンドロイド『……あれ?おかしいです』

客室乗務員「どうしたの?」

そんな中、1体の客室乗務員型アンドロイドが何かを感じた

アンドロイド『アンドロイドCから応答がありません』

客室乗務員「あらそう?待ってて、主任に連絡して……」

客室乗務員が通信をしようとしたその時だった

?『はい、連絡遅くなりました』

アンドロイドに通信が戻ったのだ

アンドロイド『あ、戻ったみたいです』

客室乗務員「え?あら、分かったわ」

何事も無く、客室乗務員は次のお客を迎える
通信したアンドロイドが偽者だと知らずに…

“みらい”は横浜を発車し、次の駅へと向かう

スパム「…さぁて、次の手は…」

客室乗務員に成り済ましたスパムは“みらい”の中を進む

「あ、すいません!トイレは…」

スパム「~♪」

「あれ…?聞こえなかったかな?」

鼻唄を歌いながら、新幹線の先頭まで進んで行く

宏一「ふぅ、ごちそうさま」

駅弁を食べ終えた宏一はペットボトルのお茶を飲む
しかしすぐ空っぽになってしまった

宏一「あり、もう無いや」

スパム「~♪」

宏一「あ、あのすいません!お茶を…」

宏一は客室乗務員の姿のスパムに声をかけるが、スパムは無視して先頭まで進む

宏一「何だよあれ…態度悪いなぁ」

菊乃「…スーッ…」

宏一「おっと」

隣の菊乃が寝だした
その顔は、とても可愛かった

宏一「…寝てる顔は可愛いんだけどなぁ」

先程までの喧嘩を忘れるほど、菊乃の笑顔で癒された

宏一「あ、そうだ。頼めるんだっけ?」

宏一は目の前の画面に触れて、500mlのお茶を注文した
『係の者がお持ちいたします』と言う言葉を聞くと、宏一は待つ

しかしその時、宏一に尿意が走った

宏一「うっ…ちょっと行ってくるか。少しだけなら大丈夫かな?すぐ来ないと思うし」

宏一は席を離れて、トイレへと向かった
内部の地図を見ると、15号車には無く、13号車まで行かないとトイレは無いみたいだ
宏一は13号車まで進んだ
1つだけ空いているみたいだ

宏一「お、あったあった」

リュウジ「あーお腹痛くなった!トイレトイレ!(´д`|||」

前の車両からリュウジが現れた
リュウジが急いで空いているトイレに、先に入った

宏一「うおっ、でかいなあいつ…外国人か?」

登志夫「おーいリュウジ、お前大丈夫か?」

そこに登志夫が現れた
すぐに宏一の目に入り、宏一は驚く

宏一「え⁉登志夫⁉」

登志夫「ん?って宏一⁉お前いたのか!」

登志夫も宏一と出会い、驚いた
今年の5月以来の再会だ

宏一「お前なんでっ…⁉メキシコに帰ったんじゃ無かったのか⁉」

登志夫「お、俺はうちの後輩達連れて旅行してて…お前は?」

宏一「俺も旅行だよ、菊乃ちゃんと」

登志夫「え?マジで⁉菊乃ちゃんどこ⁉Σ(*≧∀≦*)」

宏一「今寝てるし、それにここの車両じゃ無いから」

リュウジ「う゛う゛う゛(´д`|||」

登志夫「おーい大丈夫かリュウジ~、やっぱ止めときゃ良かったな!お前だけ駅弁5箱は食べすぎだって!」

宏一「いやこうなる前に何故止めなかったんだ?解せぬ」

登志夫「アッハッハ(笑)」

登志夫は笑って誤魔化した

菊乃「…ん?やだ、寝ちゃったわ。まだ静岡に着いてないかしら?」

その頃菊乃は目を覚ました
隣に宏一がいない事に気が付く
するとそこに、お茶を持った客室乗務員が現れる

客室乗務員「あ、お客様」

菊乃「え?」

客室乗務員「お待たせしました。お茶の500mlです」

菊乃「えぇ?」

菊乃は頼んでいないのに、お茶が届いて戸惑う

菊乃(もしかして…宏一くんが?)

客室乗務員「あの…こちら160円になります」

菊乃「え?あ…はい」

菊乃はお茶代を払う
客室乗務員は受け取ると、その場を離れた

菊乃(もう!宏一くんどこに行ったのよ!お茶を頼んだのに帰ってこないなんて…!)

宏一を探すため、菊乃は立ち上がって前の方へ進みだした



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今回で1000回記念を越えました!

『アゲハ』シリーズ
1000回記念おめでとう‼

これからも応援よろしくお願いいたします!