フィンランドの大停電から1ヶ月後…
アリノス「…まだ復旧には時間がかかるのか?」
ーアゲハ族最高幹部 “シジミ部”取締役
アリノス・シュピンネ(40)ー
フィンランドの大停電は全世界に広がったため、アゲハ族にも入った
アリノスはフィンランドのアゲハ族と話していた
「えぇ…まさかセキュリティーセンターを狙ってくるとは思っていませんでした…。セキュリティーセンターはその名の通り、厳重なセキュリティーの元で電気やデータを管理していたみたいです。我々フィンランド国民も、すぐに電気を回復して欲しいと毎日…」
アリノス「その電気やデータが盗まれるとは…」
「1日でも早く復旧するために全世界の優秀なホワイトハッカーに依頼して、全員懸命に取り組んでいるのですが…どうやらただのコンピュータウイルスではないみたいなんです」
アリノス「何?」
「そのコンピュータウイルスはハッキングして削除を行おうとすると、そのウイルスが反応して、逆にこちらのパソコンにまで感染して故障させてしまうんです。これまで何台もパソコンがやられてしまって…」
アリノス「逆感染か…それはどんな方法をしても…か?」
「えぇ、ワクチンデータも試しに使ったのですがそれも故障して…もうお手上げと言う形です」
アリノス「犯人の顔を見たのか?警備員が眠らされたんだろ?」
「いえ、大停電になってデータもすべて映らなくなって…恐らく再生できても映ってないかと」
アリノス「そうか…何か手がかりがあればな…」
「そういえば…1人だけそのウイルスを故障の直前に見つけることが出来たハッカーがいて、一部写真を撮って送ってくれました」
アリノス「なに?なら見せてくれ」
「はい?」
アリノス「俺もパソコンには詳しいから、手伝うぞ」
「あ、ありがとうございます…!」
アリノス(まぁ本来ならあの金持ちケチじじぃが財産寄付さえすれば、新しい機械ごと取り替えて、こんな手間なんてかからないのに…連絡してみればこんな時に福島で別荘探しとは優雅なこった…(-_-#)
↓その頃の金持ちケチじじぃ
ジェシー「ヘックシッ!…誰か噂でもしとるのかな?」
アリノスは不満を抱きながら、アゲハ族の本部の資料室に入る
そこから自身のパソコンを取り出した
アリノス「アゲハ族のデータも殺られちゃ困るからな、俺のパソコンでやる」
「は、はい…!」
アリノス「送ってくれ」
フィンランドのアゲハ族はウイルスの写真をアリノスのパソコンに送る
写真が届くと、すぐ開く
開くと、ハッキング中の写真だったが、よく見ると何か赤い文字がチラッと載っていた
アリノス「これは…?」
「こ、これです…!この様な物がチラッと出るといつも故障に…」
アリノス「…待てよ?これどこかで見たことが…」
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同時刻 日本 東京都
『間もなく終点、東京です。お降りの方は…』
菊乃「ふわぁぁ~…、ほら宏一くん!起きて!もう着くわよ!」
宏一「う…ん…」
郡山駅から東京都までの新幹線に乗り、東京駅に到着した
ここから大阪まで乗り換えだが、ただの乗り換えではない
あの最新型の新幹線である“みらい”に乗るのだ
菊乃「夢みたいだわぁ…まさか当たるなんてさすが宏一くん♡」
宏一「いやいや♡」
新幹線を降りてワクワクする
宏一は心の中で
宏一(ぃよっし!ここまではよし!俺のプロポーズ大作戦!)
と思っていた
これは宏一にとって重大な戦いでもある
宏一「さて、発車式まで時間はまだ全然あるし…菊乃ちゃん、東京駅の観光を少し…」
菊乃「あ!駅弁フェアやってるのね!行きましょう宏一くん!」
宏一「えぇえ?(・・;」
すぐに駅の中に入る菊乃に驚く
菊乃「どうしたの宏一くん」
宏一「いやいや…これから大阪まで行ってたこ焼きとか美味しいもの食べるんだからさ…」
菊乃「何言ってるの!発車式はお昼の12時でしょ⁉景色見ながら駅弁食べるの!さぁ選ぶわよ!」
宏一「はぁ…(・・;」
駅弁を買うために菊乃はズカズカと進む
宏一もその後を付いていく
その時
…スッ
宏一「…ん?」
宏一はふと、立ち止まって後ろを振り返る
宏一「…なんだ?今面白い眼鏡をした男がいたな?」
菊乃「宏一くーん!早くー!」
宏一「え⁉あ、はーい!」
宏一はすぐ菊乃のところへ走って行った
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