―某時刻 駅前―
夕子「さぁてと、これからキモい奴の会社に言ってさらに金を取りますか!」
「夕子悪い~~w」
「いやうちらも相当だねw」
夕子達が笑いながら歩き出したその時だった
…ベシャッ!
夕子「きゃあ!」
「な、なに…⁉」
目の前にあのジェル状の物が現れた
形を変えて、人型になる
人型になっても紫のジェル状で、ゾンビの様にゆっくりと動き出した
ー福山 麻貴
改め バイラスー
「きゃあぁあっ!ば、化け物ぉ!」
夕子「な、何あれぇっ!」
突然の事に驚き、夕子達は逃げる
それを見たバイラスは、右腕を振りだした
バイラス「…ぅあぁっ…!」
…ベシャッ!
「あっ!」
バイラスの右腕から出たジェルが、夕子の仲間の1人に当たった
ジェルが体内に入って行くと、仲間が苦しみ出した
「うっ…があぁっ…!」
「ちょっ…⁉どうしたの⁉」
夕子「ひ、ひゃあっ!」
夕子が声を上げる
見ると、ジェルが体内に入った身体に異変が起きた
身体の表面に紫の斑点模様が現れ、泡を吹き出している
これが、バイラスの能力だ
バイラスのジェルに触れたり、当たったりすると、ジェルが勝手に体内に入って、その人物をウイルスの様に感染させるのだ
バイラス「あああぁ…!」
再びバイラスが右腕を振り、夕子の仲間を狙った
仲間に当たり、体内に入って行く
「きゃあぁ!」
夕子「ひっ…!」
「や、やだ!夕子、助けて!」
夕子「や、止めてよ!触らないで!」
夕子はすぐに逃げ出す
その間に仲間には斑点模様が現れ、泡を吹き出す
「た、助け…!」
バイラス「あああぁ…!」
「キャァアーーーッ!」
「なんだぁ⁉」
バイラスを見て、街の人々は逃げる
しかし、バイラスが右腕を振って、関係ない人々をも感染させてしまった
「うがっ…!あぁ…!」
「く、苦しっ…!」
バイラス「うあぁ…!」
夕子「や、止めて…!」
バイラス「うわぁあ…!」
バイラスは夕子を狙って右腕を振る
その時だった
淳之介「“プロテクター”!」
ベシャッ!と、シールドに当たった
淳之介がエスポワールを起動して、すぐに張ったのだ
しかもジェルはシールドを通さないみたいだ
タテハ「大丈夫か⁉早く逃げて!」
夕子「う、うん…!」
バイラス「ううう…!」
仁「あのジェルに当たったら、変な病気みたいな物になっちまうのか…!さっき触らなくて良かったぜ」
淳之介「シールドは通さないみたいだね。僕が守るよ!」
タテハ「よしっ!あの飛んでくるジェルに気を付けて攻撃を…」
香奈「あ!いた!あそこ!」
結女「麻貴止めてぇー!」
そこに香奈と結女が追い付いた
タテハ達の前に出る
タテハ「え?麻貴って…まさか福山さん⁉」
淳之介「じゃあ…目の前にいるのは…!」
タテハ達も、バイラスが麻貴と言うことに気付く
バイラスの頭に、ファントムから声がした
ファントム『バイラス、内海仁のエスポワールを奪ってこい。君の力で内海仁を感染させろ!』
バイラス「ううう…!」
バイラスは右腕を振り、ジェルを投げた
タテハ「危ない!」
結女「わぁっ!」
結女を狙ってきたが、タテハが助けた
香奈「麻貴止めてよ!私達の事忘れたの⁉目を覚まして!」
麻貴「あぁぁあ…!」
淳之介「仁くんどうしよう…」
仁「くそっ…植田達がいるんじゃ戦えねぇな!一旦2人を非難させるぞ!」
タテハ「分かった!溝口さんこっち!」
結女「あっ…!」
香奈と結女が目の前にいるため、エスポワールは使えない
淳之介もすぐにエスポワールをしまい、2人を非難させる
麻貴「あぁ…うぅ…!」