黎「久し振りだね、まさかあんな小さかった少年がこんな大きくなるなんて…」
タテハ「俺も黎さんが教師をやってるなんてビックリですよ!」
お昼休み
タテハ達は黎と共に昼食を取ることになった
先程話せなかった事の続きを話した
雄一「まさか2人とも10年前に知り合っていただなんて…」
仁「てか最初の方で綾辻さん、タテハの事を迎えに行けって言ってませんでした?」
黎「いやごめんごめん、写真でしか見たことなかったから。それにうちのクラスだとは思わなくてね」
聖「もう体の方は大丈夫なんスか?」
黎「あぁ、何とかね」
タテハ「あ、そういえば休職してたんですよね?どうして…」
黎「!…まぁアゲハ族の方で色々あってね、大きく負傷してしまって…」
タテハ「そうだったんですね」
黎「いない間、随分迷惑をかけたね。事情は本部から色々聞いてるよ」
淳之介「あのファントムの事ですよね」
淳之介から、敵の名前が出た
あの事件のあと、タテハと仁から話を聞いた
謎の人物ファントムが“蝶の虹”を持っていること、そして黒木大雅のエスポワールを狙っていること…
黎「元アゲハ族であった黒木大雅のエスポワールは強力でね。それを狙うと言うことは…やはり裏の組織かもしれない」
仁「っ…!」
黎「あ、すまない仁。大丈夫、私も守るから」
仁「…すいません」
竜也「まぁ、どんな攻め方されようと…全力で守るけどよ」
タテハ「そうだな!ファントムって敵を倒して、“蝶の虹”を取り返して見せる!」
黎「フフッ、頼もしいなタテハくん。前まではあんなに小さかったのに…すごく成長したね」
タテハ「いやぁ~」
黎「それと学校にいる間は私のことは先生と呼んでくれよ?あと敬語もだぞ?」
タテハ「はい!」
宏未「あ!綾辻先生発見!」
タテハ達が楽しく会話しているところに、他のクラスメイト全員が現れた
雄一「あれ?皆で珍しいね」
しのぶ「そっちこそ、綾辻先生を独り占めしないでよw」
聖「は?」
ダキ「先生とたくさんお話したいです!」
香奈「先生!こっちこっち!」
黎「あぁ…引っ張らないで!w」
黎はクラスメイト達に引っ張られ、食堂を出た
とても人気のある教師の様だ
タテハ「すごい人気だね」
仁「綾辻先生は頭いいし、俺らの事をよく考えているからな」
淳之介「それに顔もかっこいいからね」
タテハ「なるほど、それでか」
聖「おいおい、どこまで行くんだ皆~!」
クラスメイト全員は校舎の外に出た
道路側の道だ
すると、1台の車が止まる
車の扉には「フラワーショップデイジー」と書かれていた
タテハ「?」
黎「あ…すいません。来客の方ですか?でしたら裏に回ってもらえば…」
黎が前に出て、運転席の人物に話しかける
その時、助手席が開いた
宏一「…相変わらずですね、黎さん」
黎「!君は…!」
タテハ「こ、宏一さん⁉」
助手席から、タテハの従兄弟である小鴨宏一が現れた
宏一の登場に、アゲハ族全員は驚く
仁「え⁉小鴨宏一って…!」
未来乃「き、“騎士の世代”の⁉本物⁉」
宏一「こんにちは、タテハがいつもお世話になってまーす。小鴨宏一です!」
竜也「小鴨宏一って確か和太鼓職人でありながら全国ツアーを展開する和太鼓奏者集団の“響”の1人で…」
宏一「おっ!よく知ってるね!」
将太「え⁉有名な方なんですか⁉」
豪「聞いたことねぇな」
千尋「全国回ってるなら有名なところだと思うよ?」
宏一「…まぁ、和太鼓なんてそうだろうな(・・;」
タテハ「どうしたんですか⁉いつ帰ってきたんです⁉」
宏一「ん?ついさっき、もうツアー終わってさ~。久し振りに家に帰りたかったけど、その前にタテハの顔見ておきたくてね」
?「ついでに私も来たわよ(*≧∀≦*)」
タテハ「え?」
運転席の窓が開いた
出てきたのは、宏一の彼女だ
ー宏一の彼女
雛形 菊乃(24)ー
菊乃「久し振りね、タテハくん!」
タテハ「き、菊乃姉さん!」
聖「うっわ!美人!(*≧∀≦*)」
淳之介「わぁ、とても美しい女性だね(*≧∀≦*)」
大志「な、なんと可憐な…!」
勝平「き、綺麗な人だなぁ…!」
宏一「オイこら野郎共、俺の女に手ぇ出してんじゃねぇよ(-_-#」
しのぶ「あらら~w」
雪音「わーお♡」
菊乃「いいじゃないの宏一くん。あ、後で裏に回しますね」
黎「は、はぁ…」
タテハ「菊乃姉さんもどうして?」
菊乃「私は実家の花屋をこの郡山にも広げたいと思って2号店を築いたのよ。この高校の花替えもうちがやってるの。それで宏一くんが帰ってくるって言うから、迎えに行ったのよ~♡」
宏一「まぁ、タテハがいる高校にチラッと遊びに行きたいと思ってねw」
タテハ「そうなんですね~」
黎「でも驚いたな…まさか急にやって来るとは…」
宏一「まぁ驚くのは、俺だけで済まされるのはあれだけどね…!」
タテハ「え?」
宏一の引っ掛かるような台詞を言われたその時だった
バラララララ…!
タテハ「うおっ⁉」
仁「な、なんだぁ⁉」
突然、校舎の真上にヘリコプターが現れた