新アゲハ ~第3話 舘山 豪2~ | 創作小説「アゲハ」シリーズ公開中!

創作小説「アゲハ」シリーズ公開中!

「アゲハ族」それは現在の闇社会に存在する大きな殺し屋組織。しかし彼らが殺すのは「闇に支配された心」。いじめやパワハラ、悲しみ、怒り、絶望して命を絶ってしまう…そんな人々を助けるため、「闇に支配された心」を浄化する。
※趣味で書いてます。※誤字脱字多いです。



タテハが転入するクラスは、2年A組で28人
タテハを含めて29人だ
担任の華林の挨拶が終わると、タテハの紹介になった

華林「えーと言う訳で、今日からこのクラスに新しい仲間が入ります。皆、仲良くしてね!」

タテハ「会津から来ました、瑠璃川タテハです。よろしくお願いします」

タテハが挨拶すると、クラスの全員は注目する
そのほとんどは髪を染めたり、ピアスをつけたり、服装も個性的で派手な見た目だ

タテハ(会津とは大違いだな…(・・;)

華林「タテハくん、他に紹介は?趣味とか…」

タテハ「あ、趣味はアニメ鑑賞や特撮番組を…」

『何か幼稚なんだよねー』

タテハ「…!」

最後まで言おうとしたが、過去の事を思い出してしまった
また「子供みたい」と思われてしまう
そう思っていたが

?「え⁉ヒーロー物好きなの⁉私も好き!(*≧∀≦*)」

タテハ「え?」

1人、タテハの趣味を聞いて喜んだ女子生徒がいた

ー出席番号28番
 八千代 宏未(16)ー

タテハ「う、うん…好きだけど…」

宏未「私も大好きなんだぁー!あ、私八千代宏未って言うの!(*≧∀≦*)」

?「フフフ…と言うことは我に味方が増えるのだな…!」

と、教室の入り口近くに座っている男子生徒が言い出した

ー出席番号1番
 饗場 生流(16)ー

饗場「かつて混沌と化した世界、『アンダーソサエティ』を救ったのは我、イズだった。しかし我の力を狙う悪の組織、『マッドコマンダー』の手により、肉体と精神が分断されてしまう。そして我はマッドコマンダーから逃れるため、別の平行世界の住人にして、自らの精神の波長があう少年、この生流の中に宿ったのだった──」

タテハ「…誰?」

宏未「私と同じ“ヒーロー同盟”の饗場生流くん、特撮が好きなんだ!(*≧∀≦*)」

タテハ(厨二キャラか…)

華林「こーら、饗場くんに八千代さん。席に戻って」

宏未「あ、すいません!」

饗場「ハハハハ!では生流に戻るとしよう!」

タテハ(な、なんだ…良かった…)

アニメや特撮と言う言葉を使ってしまったら、また変な目で見られるかと思ったが、同じ趣味を持つクラスメイトがいて、ホッとした

華林「新しい仲間も加わった事だし、今年の事を少し話すわね。皆は今年から高校2年生になった訳だけど、そろそろ進路の事も考えなきゃいけないから、気を抜かない様にね!進路相談はもちろんだけど、今年は職場体験や保護者の方を呼んで、どんな職種でどんな内容なのかを発表する授業も近々あるから!」

タテハ(へぇ…そんなのあるんだ)

華林「もちろん進路だけじゃなく、体育祭や文化祭、そして修学旅行もあるからね!近くなったらまた説明するから!」

?「おっ!体育祭かぁ!」

?「グハハ!今年ももらったぜぇ!」

?「今年も俺らが優勝だぁ!」

体育祭と言う言葉に反応する
余程自信があるみたいだ

タテハ「…ねぇ宏未、このクラスって去年の体育祭優勝してんの?」

タテハは前の席の宏未に話しかける

宏未「うん、うちのクラス体育会系が多くてね。去年なんて2位のクラスにダブルスコアの差つけて勝っちゃったからねw」

タテハ「すっげ…(・・;」

宏未「去年と同じクラスなら今年も優勝かな?ボクシング部の日々谷聖くん、陸上部の紫村つかさくん、空手部の2トップの東千尋ちゃんと浪川大志くん、バスケ部の瀬野尾将太くんに剣道部の間宮雄一くん、そしてアメフト部の舘山豪くん」

タテハ「うわすっごいなぁ…」

華林「…と言う訳で、今年もよろしくね」

と、丁度華林の話が終わった
一気にクラスメイト全員はタテハに注目した

?「タテハくんこんにちは!」

?「会津のどこ住んでたんだ?」

?「こっち来る時って試験あった?」

?「なぁなぁ!猫好きか⁉」

?「貴方…オカルトとかに興味ある?」

?「分からないことがありましたら、僕が教えてあげますね!」

タテハ「あ、ありがとう…」

タテハの周りにクラスメイトが集まる
様々な質問をされ、少し困っていた

仁「あーあ、あんなに質問するなって…(・・;」

?「おいおい、そんなに近寄んなよ~。ウザがられているぞぉ?」

と、タテハの周りに集まるクラスメイトに向かって、水を差している男子生徒がいた

ー出席番号10番
 九条 天真(16)ー

タテハ「…?」

天真「よぉ、ようこそ“都会”の郡山に。“ド田舎”こ会津からわざわざ」

タテハ「はい?」

仁(あーあ、出た出た。九条の転入生いじり…(・・;)

天真「しかしこの時期に転入だなんてなぁ。余程前の学校で何かあったみたいだなぁ?」

タテハ「…!」

天真に言われ、ギクッとなった
タテハの額から冷や汗が出てくる

仁「…?」

?「ちょっと九条くん!新しい仲間に向かってそんな言い方…!」

タテハ「あ、いや…大丈夫だよ」

一瞬だけ過去の事が見えたが、すぐ切り替えた