翌日
お昼前の体育の時間
美知瑠「よぉ香留!」
ムギュッ!
香留「キャアッ!Σ((((;゜Д゜)))」
美知瑠が豪快に香留の胸を触ってきた
美知瑠「前々から思っていたけどさぁ、なんであんたこんなに胸が大きいわけ~?」
香留「分かんないわよ、てか触るの止めろ(-_-#」
蝶「ちょっと何やってんの?」
香留「蝶助けて(・・;」
美知瑠「いいなぁ、私なんて背に栄養行ってばっかで胸がギリギリBなんだもん」
香留「そう?あんただって背が高くていいじゃん。それでバレー部の新人エース候補だって期待されてんじゃん」
美知瑠「いやいや、逆に男子からは女じゃねぇなって言われるんだよ?本当ヒドい!」
蝶「て言うか、美知瑠は昨日のこと謝ったの?」
美知瑠「え?何が?」
蝶「静香のこと、何かあったんでしょ?」
美知瑠「!あ、あー…」
静香「なに?」
噂をすればそこに静香本人が現れる
美知瑠「あ……フン」
美知瑠は静香を見ると別の方へ行ってしまった
香留「ねぇ静香、何かあったの?美知瑠と」
静香「え?あ、いや…ただの喧嘩だから気にしないで」
蝶「静香…大丈夫?」
静香「大丈夫だよ」
蝶「じゃなくて、顔色悪いよ?」
蝶は静香の顔色を伺い、言った
真っ青でやつれていた
静香「あ…だ、大丈夫。夜遅くまで勉強してたから…」
蝶「そう?」
教師「おーい、始まるぞー」
授業が始まり、全員集まった
教師「今日はドッチボールやるぞ」
「えー」
「めんどー」
「汗かくー」
教師「嫌なら中で男子と相撲やれ」
「喜んでドッチボールやります!」
教師「よし」
教師に言われるがまま、ドッチボールの試合が始まった
早速美知瑠にボールが渡る
「上野さんお願い!」
美知瑠「任せて!」
ビュンッ!
「きゃあ!」
まず1人が当たった
「バスケ部の千尋がやられたー」
「上野さん相手じゃ勝てないよね~」
「さすがバレー部の新人エース候補!」
蝶「外野で良かったぁ…(・・;」
香留「あんな球に当たりたくなぁい…(・・;」
次から次へと美知瑠がボールを打っていき、相手チームは残り半分となった
蝶「ヤバいね…?うちのチーム…(・・;」
香留「このタイミングで反撃しなきゃ…」
美知瑠(…静香…)
美知瑠は次に静香に狙いをつけた
静香は狙われていることに気付いていない
美知瑠(よし、当ててやろう!)
ビュンッ!
蝶「静香!」
静香「え?」
バンッ!ドンッ!
静香「きゃっ!」
静香はボールに当たり、転んでしまった
美知瑠「あ…ご、ごめん」
蝶「大丈夫?」
静香「あ…だ、大じょ…」
…フラッ
ドサッ!
香留「⁉」
蝶「え⁉」
美知瑠「静香!」
静香は、倒れてしまった