純「ユーリも気になるか?」
ユーリ「クゥン…」
夕霧とHALと話を終えた純は東京の街を歩いていた
純「昨日の遠吠えは…野良犬じゃないよな?だって今までそんなの無かったもんな」
Dai「おーい、純~!」
そこへDaiとエイトが現れた
エイト「純、夕霧さんとこ行ったのか?」
純「うん」
Dai「どうだった?」
純「それが…」
純はユーリのことを話し出す
Dai「…なるほど、やっぱり普通の犬じゃ無いんだな」
エイト「となると…やっぱりユーリのもう1匹のキメラだな」
純「近くにいるかなぁ?」
Dai「でも東京23区あるし…片っ端から見つけるのは大変だぜ?それに…」
エイト「それに?」
Dai「…ユーリはともかく、お前は会いたいのか?」
純「!…うーん…」
エイト「会いたくねぇのか?」
純「だって…そのもう1匹が闇というか…悪い奴らとつるんでいるって分かったら、なんか嫌だなって…」
Dai「まぁ気にしちゃうよなぁ~」
純「でも…もしユーリが傷つく様な事があったらその時は…戦うよ」
エイト「いや戦うとか…(・・;」
Dai「純、本当に変わったよなぁ」
純「え?」
はるの「純くーーーんっ!」
そこへはるのが走ってきた
Dai「あれ?」
はるの「すーなーおーくぅーんっ!」
ドカァンッ!
Dai「純ぉーっ!Σ((((;゜Д゜)))」
はるのの全力な走りが止まらなく、純は飛ばされた
はるの「ねぇねぇ純くん!すごいんだよ!すごいんだよ!」
純「う、うん…(・・;」
エイト「お、おい大丈夫か?」
エイトは純を起き上がらせる
はるの「ねぇねぇ聞いて聞いて!純くんさっきね!」
純「話は聞いてやろう、だがその前に!」
バチコーンッ!
純「デコピンッ!」
はるの「イタァーイッ!((((;゜Д゜)))」
純はデコピンをした
純「いきなり走ってきてぶつかって危ないだろ!次からは気を付けろ!」
はるの「ご、ごめんなさぁい…」
エイト「いやスゴすぎて純飛ぶしな…(・・;」
純「で、何だ?」
はるの「あ、あのね!ユーリと同じキメラがいたの!」
Dai「!」
エイト「え⁉」
純「な、なんだって⁉」
ユーリ「?」
Dai「本当なのか?」
はるの「本当に見たんだよ!2本足で立ってたの!」
エイト「2本足?」
純「お前どこで頭打ったんだ?ユーリはおろか2本足で歩くキメラ…いや動物なんて猿とかしかいねぇよ」
はるの「本当なんだってば!2本足で歩いていたの!3人組の男の人達と!」
エイト「そうなのか?」
Dai「どこで見たんだ?」
はるの「着いてきて!」
純「あ、あぁ…」
はるのが走り、残りの3人も走り出した