先日、神戸ルミナリエに行ってまいりました。

と言っても、恋人も居ないので友人とです。


僕は神戸出身の東京在住なんですが、16歳になってすぐ上京してきました。


もちろん、バンドで食うて行く自信があったからなわけなんですが、

何でそこまで自信があったのかということを今日はお話したいと思います。


僕の中で、売れるバンドに共通する正論は一つ。


そういう概念を実は持ってるのですが、以前、ROCKバンドのホスピタリティ

という話をしたと思います。


要するに自分達のシーズをどういう形でニーズに対応していくか。


LAメタルバンド全てをニーズにしている人間。それはおそらく

コテコテのロックファンです。


LAメタルがだいすきな、LAメタルファンです。


ただ、その市場はきわめて少なく、固定概念の多い彼らに向けるだけの音楽

であれば、LAメタル、ロックファンをどれだけ捕らえたところで集客に決まってきます。


そこで僕が目をつけたのがV系ファン。


ロックバンドをやってる人間やロックファンはきわめて彼らを毛嫌いしますが

もともとLAメタル、グラムロックのルーツを持つ彼らは非常に似ているニーズを持っている。

ということを思います。


さらに、今V系はV系ホストという言葉が出てきているぐらい、市民化しているのです。


そんなV系のニーズ、特徴を簡単に整理してみたらですが…


・見た目が派手(まったく抵抗がない。)

・頭を振れる

・単純にライブが楽しい

・曲に共感する

・以外と明るく軽めも好き

・実はJ-popも聞く


LAメタルは派手で、LIVEパフォーマンスも優れていて

以外に軽いパーティーロックからヘドバンできる曲まであるわけです。


例えば単純にV系が頭を振ることだけをニーズとしているのなら

LAメタルとしてSKID ROWのSlave To The Grindみたいな形で提供することが必要なわけです。


その組み合わせによりLAメタルとしての表現を今の時代にあわせた表現で

出来ることはすごく斬新でそれが新しいバンドになっていくのではないかと考えたのです。


同じバンドは2ついらない。どちらかいいほうをとる。だから、新しいバンドは

常に、新鮮な要素を持ち合わせてるんですね。


僕の場合今の時代に合わせた、今の時代のニーズに合わせた曲作りをすることを

把握できた。それが自信の源かもしれませんね。

友達と話をしていました。


その友達はヴィジュアル系ロックバンドをやっているのですが、

なんせいろいろ勉強せなあかん!!っていう真面目な子でした。


バンドマン的に見れば、まだまだ足りてないところがたくさんありますし

アーティストとしても、ぅーんっていうところなんですけど…


僕の中で認める彼の努力する根性や、センス、そういうのがある子やったんです。


僕の中で足りへんと判断したことは、やっぱり真面目すぎることによる、ヤンキーさ。


別に喧嘩をしたりタバコすったりとかじゃなくて、俺らのバンド絶対負けへんぞ!!っていう

勢いや、難しい話にぶち当たったとき、とりあえず片っ端からやっていこう!!っていう

行動力や、度胸。やっぱり、プロになるには絶対気は強くないとあかんとおもうんです。


まぁ、そんな彼の性格はさておき、彼との話の中で気になったことがありました。


「セックスピストルズ、ミックス最悪やから聞くのやめたわー」


の一言。


V系の彼がそれを聞いてたのはもちろん勉強の為です。


勉強するのはえぇケド、効率悪いなぁ…


すごい思いました。


人の振り見て我振りなおせと言いますが。俺らが直すところは

出来てる所じゃない。できてないとこや。


当然のことなんですが、「セックスピストルズ」…


誰でも知ってますよね。


Anarchy in the U.K.とか

God gave the Queenとかのバンドです。


Sid Viciousがいたバンドですね。


もちろん「売れていた」バンドです。


しかも世界規模で、30年前のバンドですが今でも人気があります。


つまりはいいところがいっぱいなんです。


僕は師匠に言われたことがあります。


「芸は盗むモンや」


そのバンドのいいところをどれだけ見れるか。


特に自分がぅーんって思いながら売れてるバンドのよさに気付くときは

一番いい収穫があります。


みなあかんのは、悪いところではなくいいところ。


ジャンル関係なしで、「いい。」と思ったものをいい形で取り入れていくことで

さらにいい形のものになるんです。


やっぱり、バンドマンとしても思うのですが、こんなバンドがやりたい!!


例えば


「ラルク」みたいなバンドがやりたい!!


そう思う人はたくさんいますが


ラルクを見て、ラルクみたいなバンドをやっても絶対負けますよね??


ラルクは、ラルクじゃないバンドをたくさん見て、その中で自分達はコレだ。

という要素をたくさん、見つけ出し、自分達なりにチョイスしアレンジした結果

こういうバンドになってると思うんです。


バンドマンや、何かを作りあげていく人間って例えば音楽なら音楽の視野、

日本の車やったら車の視野をたくさん広げていかないといけないとおもうんです。


いい車をつくろうとおもったら、国外のヘボい車がある。ただ、シートだけはいい形で

作られてる。そういうものがあれば、シートの形だけを取り入れていかないといけないんです。


こんなバンドがやりたい、こんなバンドになりたいと思うのならそのルーツを知らなければいけないし、

よりいいものを見出していきたいと思うのであれば、好き嫌い関係なく色んなところに

視野を向けて、いいところを捜さなければいけないとおもうんです。


ただ、一番いい方法として、効率のいい吸収の仕方として、

やっぱり、売れてるもの、大衆に受けてるものをみると、それなりのよさが

詰まっていたりします。


僕も全然勉強足りないですけどね…

昨日は、仲のいい友達M君と二人でお酒を飲んでいた。

お互い、ミュージシャンとして、アーティストとして認め合う仲で、ライブがあれば顔を出し最近では毎日のようにメールの交換をするぐらいだ。


話をしてもよく同じことを考えている時が多く、お酒も進み意気投合する。


そんなM君と話していた時。やはり、同じ考えをもっていて改めて考えなおしたことがある。

そのM君も僕と同じぐらい、生き方や行動、バンドに考えをもって動く人間で、なんせ僕より努力家でかっこいい。


ただ、そんな頭のいいまじめなM君はバンドメンバーや、友達から大変馬鹿だと思われている(笑


っていうのはバンドメンバーや友達はM君が作り出した、アーティストのM君を見ているからだ。


そう。バンドマンやアーティスト、エンターテイナーである以上自分を偽らなければいけないところが多々ある。


たとえば、バッドボーイズロックバンドだから私生活で暴力や酒にあけくれ、バッドボーイズを突き通していれば、バンドなんてやっていけない。


要は、バンドマンはめちゃめちゃかっこいいロボットを作り上げて操縦するコクピットみたいなもんなんですよ。


実はちょっとした会社の社長や大学生、医者なんかにまけないぐらいの頭脳とセンスをもって、他の誰にも負けないぐらいのカッコイイ性格とカッコイイ見た目と技術を装備させて客の前だけそいつに乗って暴れないと。


それができないただの馬鹿が売れてるバンドには全体を操作してる、プロデューサーだったり一人いいリーダーがいたり…(モトリークルーとか?)


そういうのもかっこいいけど、それはやっぱり運やし。


これからなしあがっていこうと本気で思うなら、一番必要なのは「頭」それがつける「技術」や「見た目」っていうことじゃないでしょうか。


M君も同じことを考えてたみたい。


ただ、それはバンドのメンバーがそういうアーティストやと知っておかなければいけない。

口で言わなくてもわからなければいけない。


バンドメンバーでさえも、暴力的なこいつ。馬鹿なこいつ。って思ってたらそいつの本質はいかされない。


ロッカーが小難しいこと考えてるなんて思わせたくないから馬鹿に見せるにきまってる。

けど、実はそいつを操縦してる本人は本間は…なやつなんやってわからなあかん。


そういう頭脳をもったアーティスト、切り替えの完璧なアーティストはめっちゃ強い。

計り知れへん戦闘力持ってるし、それが人よりちゃんとできるから「プロ」っていわれるねんな。


わかるやつにはわかる。





ちなみに、M君。


僕はキミといて、ラクにすすんでいくから一緒にいるんじゃない。

ライバルとして、自分が100倍成長できるから、一緒にいるんやんな。

お互いいい刺激を与え合って最強のアーティストを見せれる人間になれればいいね。