今日は、綱町三井倶楽部という由緒ある建物で行われた「日本橋慶應会」という、これも由緒ある会で演奏させて頂きました。
日本橋に縁のある慶應義塾大学卒の方々の親睦会ですが、会の中ではサプライズでテノール歌手の大瀧賢一郎さん(イケメン!)が4曲も歌って下さったり、現役教授さまの近代史ミニ講義が盛り込まれていたりと非常に濃い内容でした。
そんな中、まさかのトリで私のアルパ演奏!
演奏までの間にこれだけの内容+美味しいお料理も遠慮なく頂いて満喫してしまい、もうそのまま帰りそうな勢いでしたが気を取り直して舞台へ。
30分間のステージ、皆さまが熱心に聴いて下さりとても気持ち良く演奏させて頂きました。ありがとうございました!
今日のご縁を下さった大橋さま(左)、大川さま(右)。
ちょっとした裏話ですが…
こちらの大橋さまは都内では最も大きな楽器楽譜の卸業を行う音楽総合卸商社、プリマ楽器の会長様です。
実は私はこのプリマ楽器の就職試験を受けたことがありました。
超就職氷河期だったこの頃、結果は不採用。
その後、就職することとなった楽器店でアルパと巡り会ったのです。
まさに巡り会い。
万が一、プリマ楽器へ就職が決まっていたらアルパを知ることもなくきっと全く違う人生を歩んでいたことでしょう。
不採用になってしまった、という一見悲しい現実も明るい未来への幕開けだったのです。
人生とは往々にしてこういうものなんだなーと思います。
以前も記事に書いたと思いますが、
「悪いことは良いことのためにしかやってこない」
のですね♪
No hay mal que por bien no venga.