第8回 ベーテン音楽コンクール バロックコース 全国大会 ② | 京都府宇治市で音楽教室を主宰 磯部太美枝のブログ

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前回の第8回ベーテン音楽コンクール バロックコース 全国大会 ① の続きを書いていきます。メモ

 ベーテン音楽コンクールのバロックコースは昨年は東京と大阪に分かれており、大阪は兵庫県立文化センターの小ホールで開催されました。音譜
兵庫県立文化センター 小ホール
ステージが客席に囲まれたホールでとても音響がよかったです。

そして今年は全国大会は東京だけになり、すみだトリフォニーホールで開催されました。音譜
すみだトリフォニーホール
このホールは昨年の自由曲コースが開催されたホールで、こちらもとても音響もピアノもよかったです。

このような良い環境で演奏できるのが、コンクールの一番の魅力だと思います。しかしバロックコースは自由曲コースより参加者も少ないこともあり、聴いている人はかなり少なく、昨年も今年も会場は閉ざされた雰囲気でした。今回は珍しく審査員席が客席の後ろ側だったので、時々振り返ってみましたが、なんだか審査の先生方は眠たそうな表情にみえました。ぐぅぐぅ

 四方さんの出番は1回目の休憩の後だったので、休憩中に話すことができました。今回のコンクールは緊張のためか数日前少し元気がなかったので、すごく心配していたのですが、穏やかな良い表情で「精神状態はすごくいいです!」と落ち着いて楽屋に向かっていきました。アップ

 いよいよ四方さんの番になりました。コンクールのたびに増えた、ご両親の愛情がたっぷり詰まったたくさんのドレスの中から選ばれた今日のドレスはオレンジがかったピンク、とてもよく似合っていました。演奏曲はショパンのバラード3番、練習の成果を発揮した素晴らしい演奏でした。四方さんの美しい音色、表情豊かな演奏がホールに響きました。最後のフィナーレに入ったところで勢いあまってミス?とドキッとしましたが、何事もなかった様に減七の和音の連続で更に盛り上がり、コーダのピウ・モッソを絶好調で奏で、華やかに終止しました。私は心の中で大きな大きな拍手を送りました。ニコニコ

 演奏を終えて、四方さんは笑顔で元気に客席にもどってきました。久しぶりにコンクールですごく楽しいと思いながら弾けたそうです。
 今回のコンクールの目標は「自分で満足のできる演奏をすること」でした。「ミスを恐れて小さい演奏にならず、思い切って表現しよう、そしてもしミスをした時こそ、その後それを打ち消すように素晴らしい演奏にしよう」とがんばって練習してきました。
 そして今回立派に目標達成することができました。本当によくがんばったと思います。

第8回 ベーテン音楽コンクール

 この素敵な笑顔をもって、四方萠香さんの高校生の部のコンクールは全て終わりました。ニコニコ

 四方さんと取り組んだコンクールへの思いなどを、また引き続いて次回綴っていこうと思います。