冬場の「FFヒーターの使用」、「水道・水中ポンプの凍結」に注意してください。 | From arpeggio

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アルペジオは、北海道のほぼ中央に位置する旭川の大雪山が一望出来る場所にあります。
平成8年よりキャンピングカー内装専門店として営業を開始し
以来オリジナルキャンパーの開発・製造・販売にも積極的に取り組んでおります。

 今年も残り1週間弱。「冬場は乗らない」と決めていても大勢でのお出かけ、長期休暇のお楽しみで「とりあえず今回は…」とキャンピングカーをご利用される方も多いかと思われます。

 そこで「出かける前、出かけた後、利用中」結局、全部ですが必ず行って欲しいことがあります。

 

 ・FFヒーターの冬季走行中の使用注意

走行中に車輪後方に雪が舞っているような時は、吸気口から雪がFFヒーター本体に入ったり、雪で塞がる場合があります。そうなると故障の原因になります。また、燃料排気口も雪が付着して氷になり排気口も詰まると交渉の原因になります。万が一、燃焼用吸気口の付近が雪で塞がっている時は、雪はねブラシ等で取り除いてください。雪を取り除く時に排気管等潰れる恐れがありますのでご注意ください。雪道走行後、車中泊でFFヒーターを使用する場合も同様に点検をお願いします。

 

 ・水道設備のメンテナンス

給水栓の中の水が凍結すると膨張して部品が破裂する可能性があります。水漏れの原因につながるので凍結の可能性がある場合は、中に残った水を必ず抜いてください。(※凍結破損の場合は保証適用外です。)

 

 凍結防止のメンテナンス方法

 ①ポンプと水栓に通電させないよう水道の電源スイッチをOFFにする。

 ②水栓レバーを開ける。

 ③給水タンクからポンプを取り出し、ポンプを振って中の水を排出する。水が残るとモーター部分が凍結し破損する恐れがあります。(給水タンクは、水を排出し空にする)

 ※シャワーホースがある場合(リラックス、アクティブ)は、シャワーホースを全部引き出しシャワーヘッドの穴を下に向け、残っている水を排出させてください。排水が終わりましたらシャワーホースとポンプを元に戻します。

 

 ・キャンピングカー使用後は、サブバッテリーAC100Vを充電してください。

 

 冬季中は、予期せぬトラブルが潜んでいます。キャンピングカーに乗る前、乗った後の点検は必ず行いましょう。「めんどくさい」で無駄な出費をしないのが一番ですね。冬場を無事に乗り切って来年夏の「キャンピング交流会 はち族の会」で会えることを楽しみにしています。