お客さまをご案内した、「お城」 |  ランゲンディンゲン便り

 ランゲンディンゲン便り

 Brief aus Rangendingen

南ドイツの街、からのお便り
季節のもの、伝統、歴史、豊かな自然、気持ちのまま綴ります。




日本からのお客さまを案内する場所は

修道院であったり、お城であったり。

けれど、なるべくリアリティのある場所がいい。


綺麗だけれど

「もぬけの空」になっているお城、

それより何かを感じられる処がいい、

そう考えて、お連れする場所。


今回もここ「ボーデン湖畔」に立つ

中世のお城へ。

(今までも登場しているので、覚えてらっしゃる方もあると思います。)



幾つもの室を通って

時代を感じる絵画、家具,調度品。


鮮やかなグリーンは<カッフェルオーフェン>

暖房です。







何度来ても心惹かれるキッチン

洗いものの水はシンプルにお城の外へ流れる。

穴が開いているだけ。

さてここは何階だったかしらん。



次はどんな?

扉の奥に集中します。




たまに、来た道を振り返るのですが

武器、甲冑、鎧、

男の子が喜びそうな部屋を出て来たばかり。



何気なく目がいく処、

時代を、時を感じます。



私達は再び建物の中へ。

階段の手すりに立つ彫像



ここは本当にボーデン湖からすぐ。

曇っていた空、湖水も少しブルー、青を帯びて来ました。





        *****



ここからは別のお城。

隣街にある、近場。

素晴らしい、レストランとホテルになっていたのに閉じてしまい残念至極!


なんと今、このお城は売りに出されています。






この街はまた、川が蛇行して取り巻いているので有名です。


次の写真は川の反対側から。

高台のお城、奥が先ほどの写真の場所

手前の教会は閉まっていました。




他にも、もう一つご案内したお城も。


お城に対してもう一つの歴史的双璧、

次回は「教会」「修道院」を。


よかったらお付き合いくださいね。


❤︎



ボーデン湖をフェリーで渡った時

残念ながらスイスアルプスは雲で微か。