4番目のアドベンツを迎えました。
ということは
クリスマスはもうすぐ!
先週は冷えました。
毎朝、毎朝、
マイナスの気温はどんどん、下がる!
そんな中、一番寒かったこの日が
Villa でピアノを弾く日でした。
朝の気温、
マイナス13度
色々な事情でしばらく
Villaで弾いていませんでした。
かつては時々、
2011年の大地震の後、
一人で「チャリティコンサート」をした時も
ここでした。
今回、
普通の人から
「もう弾かないのか?」
直接、言われて、
「復帰」を決めました。
ここの響きは素晴らしい、
そして、
100年以上経つ、古い古い、
「ベッヒシュタイン」のピアノがあるのです。
この楽器は、
大戦の後、(もしかしたら最中?)
何がなんでも、
このピアノだけは燃やしたくない、と
ベルリンだか、もっと東からか、
必死に運んで、護った楽器だそうです。
この楽器の下で眠ったこともある、
そう、
次世代のオーナーから聞いたことがあります。
この場所に寄贈されています。
この古いピアノは格別、
今のモダンの楽器にはない、
真珠の玉のような響きがして、
弾き心地が全く違う。
また、このVilla
かつての公爵夫人の音楽サロンである
<ロトゥンデ>で弾くと、
信じられない、
自分が弾いているのではないような
響きが降ってきます。
この「建物と楽器の関係」
ハープの場合はもっと顕著で
同時代の建物で同じ時の楽器を弾くと、
より一層の響き、自由さが得られる、
空間が、一つの共鳴体になる、
日本では経験することのなかった
「体験」です。
終わった後、暗闇で撮ったらボケました。
気合が足りませんね!
外は冷凍庫のようだし、
サッカーのファイナルと重なって、
多くはない人でしたが、
気のおけない友人達が来てくれました。
Villa の「庭」です。
昨日はやっと、0度
冷凍庫が冷蔵庫になったみたい、
空気が違います。
懸案だった、
クリスマスツリーを買いに出かけました。
外に置いてある木々は
雪を被っていて、
運ぶ車は、
水浸しになってしまいます。
やっと、白い雪から解放された木々
遠くからくる、木ではなく
近場の、いわば、お隣さんのようなツリー達
選んだ木は、
ここにすっぽり入れると、
閉じた傘のようになって、
ネットを被って出てきます。
これで、車での運搬もオーケーです。
今週は温度も、マイルドになるらしく、
クリスマスまで、
雪があるかどうか。
元々、ランゲンディンゲンは「谷」なので
それ程、積もりません。
この写真は
朝早く、6時、
同輩が
朝早く、道を行く人のために、
きちんと雪を除けた時のもの。
この後、
もっと積もりました。
私たちの家、
手前の小さな家も。
これは<シュミーデ>=「鍛冶屋」
Facebookに投稿した同輩のもとには
「屋根に<レープクーヘン>を貼り付けたら、
本物の、<ヘクセンハウス>だね!」
「ヘンゼルとグレーテル」に出てくる、
魔女の「お菓子の家」を
きっと、ご存知でしょう?
伝統の<アドベンツクランツ>です。
4本目にも火が灯りました。
私は今日で、
最後のお菓子焼きを終了しました。
今日は
<シュトレン>
12月1日からほとんど毎日、
焼き続けてきたので、
オーブンを
丁寧に掃除しました。
クリスマスのお菓子は
また、機会を改めようと思っています。
南半球の人には申し訳ないけれど、
クリスマスが、
冬で、
12月でよかった、
本当にそう思います。
日本でも寒波、大雪だとのこと、
お元気でしょうか?
ドイツでは
インフルエンザが爆発的だとのこと、
みなさんも
どうぞ、お元気でいらしてくださいね。
❤︎








