某アプリ期間限定でガラかめが全話読めると知ってお盆休みなのをいいことに、実家になぜかポツンとある36巻の後あたりから貪り読み耽った。
亜弓さんが失明寸前なのは知ってた
紫のばらの人が真澄だとマヤが気づいたのは知ってた
真澄が紫織と不本意ながら婚約するのも知ってた
(ドラマは見てない)
月影先生が紅天女を演じるシーンが延々と続いて、これは能か歌舞伎で行けると思ったら能でやるとか。
歌舞伎だったら玉三郎一択しかない。
しかし、紫織はお嬢様なくせして本当にmjks女だった。
サプライズでダブルベッドの船室取ったのに乗れなくてざまあ(筋金入りのお嬢様がそこまでするか?)。
マヤに対する己の所業がバレたら自殺図っておかしくなるとか、同情の余地なし。
似た位置にいるキャラとして「キャンディ×2」のスザナ(性悪ジャないとこがまたイラつく)、一条ゆかりの「砂の城」のミルフィーヌといい勝負。いや、上行ってる。
紅天女をどちらがやるかはまだ先の話、そして紫のバラの人とどうしても会いたいと真澄の側近にマヤが談判して真澄もそれを承知するところでブツ切れ。
なんだよーーーーーー!
続き気になるじゃないかああああ!
もう本当にマヤと真澄が焦ったいのよ本当に!
冷血ビジネス男の真澄がマヤにベタ惚れって言うのが良い。
マヤも演技に置いてはあの亜弓さんですら凌駕する天才ってことで真澄すら骨抜きになるのも納得できる。
このロリコン野郎と言いたくはなるが確かマヤは高校卒業したし真澄さんは20代後半らしいのでまあ許す。
「忘れられた荒野」の初日しか使わなかったスカーフが後で鍵になる。
しかし、これ完結するのかね?作者おいくつよ?
1975年連載開始だと!
来年で50年になるんですが(-""-;)
花とゆめで連載開始された時のこと覚えてますけどねハイ。
その前に花とゆめで連載された白百合の騎士も覚えてますけどね。
あれでジルドレと錬金術とやらを知りましたから。
個人的に好きなシーンをぼかして載せる(違反かもしれないのでなんかあったら削除する)
マヤを陥れた犯人と手口を知り、この恨み晴らさでいらりょうか怒髪天の亜弓さま。
カッコいい!本気でカッコいい。惚れる。
己とマヤの間には何人たりとも立たせない的な。
この真澄さん・・・・いやあやられますなあ。
ベタなんだけど、ベタなんだけど面白い!先が読みたい。全部読み返したい。
漫画の中の劇もどれも面白いし。
個人的にはやっぱり月影プラス一角獣の「真夏の夜の夢」。これが一押し。
あとはやっぱり一人劇の「女海賊ビアンカ」だなあと思ってたらなんと!リアル上演されたらしい。
もちろんマヤは現実にはいないから複数人で。
「二人の王女」のイメージソースはエリザベス一世とメアリー・スチュアートとか、目から鱗だった。
高校の演劇部へ呼ばれて客演する「愛しのオランピア」も劇場でやったら面白そうだと思った。
「天の輝き」も大河ドラマとは言わないが4、5回ぐらいの時代劇ドラマでやったら良い。
漫画で描かれたオリジナルの演劇にも惹かれた方々は多かったのね。
お母さんが「もし完結したら読んでない分の本を墓に供えてくれ」と言い残して亡くなったとか、すでに読者がそう言う年代に差し掛かってしまった。
描くとは言ってるらしいけど、多分もう無理じゃないかな・・・絵が今の池田理代子さん状態になるなら、弟子がよく似たタッチで美内先生の構想をコミカライズした方が良いと思われる。
漫画雑誌業界も激変しちゃったし。
なんか精神世界を探求する団体をやってる?らしいし(山本鈴美香とどっか似てるような)。