先日、迷子の女性老人を保護して
警察に連絡してお巡りさんに送っていただきました
これで何度目でしょうか
最近では第六感が働き、道を尋ねられたら
迷子かどうか分かる様になりました
小学生には、ボランティアの方々が地域の見守り隊となって登下校に注意を払っていただいてますが
老人には、見た目だけでは困っている様子が分からないし、大人なので見過ごされやすいんですよね
老人にも関心を寄せる社会になってくれたらいいのになぁって
そんな事があってすぐの夜
うちの婆さんとは毎日夜9時に電話で話します
それは婆さんの強いこだわりで決まりごとになっており、避けては通れない儀式みたいなものです
それが、その夜は無言電話、こちらが出ても婆さんは話さず
すると、電話に出て欲しい旨のメールが届く
まぁ何か通信トラブルかと思って数回やりとりした後は無視をし続けました
が着信履歴を見ると夜中の3時まで50回
特に午前零時を過ぎてから30回
もはやストーカー
病的な執着で、せん妄？かもしれません
よく朝のメールには普段と変わらぬ、おはようメールが届きました
その昼間、幼馴染から久々のラインが届き
こんな事いって気を悪くしないでねと前置きされた内容は
うちの婆さんが、私に無言電話をかけ続けた日の夜
実家の隣のお宅にも何回も無言電話をかけたそうで、それも深夜一時
その事を、幼馴染のお母さんに愚痴をこぼしたそうです
それを聞いた幼馴染が気を利かせて教えてくれたのです
きっと他の親戚に同様の迷惑をかけているはずです
携帯電話を取り上げたりするのは簡単な事ですが、これまでの事で
どんどんと身の回りを剥ぎ取られ、残ったのは唯一施設の外へ繋がる携帯電話
可哀想だけれども、私と妹以外の連絡先を全て消去しました
妹に話すと「姉ちゃん、気の毒に」
「えらい恥やん」と言うのですが
幼馴染に感謝こそすれ恥をかいたとは思っておらず
身内の不始末を恥に感じるか？
私と婆さんは家族でありますが別の人格
私が恥ずかしがる事はないと思うのです
迷子になった方を保護した時に、その人を「恥ずかしい」などと思ったことがありません
これは仕方ないこと
いつか自分も通るかもしれな道
妹の言葉で
もしかして、親の変わってしまった姿を恥ずかしいと思い
誰にも打ち明けられずに悩んでいる人っているのかもと思いました
これから益々増える老人
外にむけ情報を発信し、身近な人に認知してもらう事は重要かなと思います
まず誰かに打ち明ける
これは私が婆さんの事でとった様々な手段の中で一番救われたことだったのを思い出しました
22日新しくコラムが掲載されました
是非読んで頂けると嬉しいです♡
おかげ様で重版し、そして韓国でも翻訳出版決定しました！
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皆さんのおかげです！ありがとうございます
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