せっかく朝早くから来たのに→

開門前って、そんなぁ〜

今回のもみじ狩りは地元のお友達おススメコース

彼女にはGoogleもびっくりの道案内と
おススメポイントを教えて頂いており
素晴らしい朝散歩しようと張り切ってきました



塀の外から眺めるもみじも絶景どす

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ここで小一時間待ってはおられぬと

次の目的地へ真如堂へとてくてくと歩く

東側からこの長い階段を登っていく

うん!いい運動であると自分を励ます

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先程まで降っていた小雨で洗われたのか
朝の空気が澄んでおり冷えが心地良い

人も疎らで静かなお寺を散策する
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吹き寄せられ路の端に溜まった
紅葉の落ち葉が雨に洗われ美しさを増す
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そう感じるのはやはり京都だからだろう

まだ9時にもなってはおらず永観堂へ
戻ろうかとも考えた

永観堂の売店には三つの福が授かる
三鈷の松が頂ける

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とお友達からラインが入ってきたが

これはきっと性格であろう

来た道を戻るって事がどうも出来ない

人生観と同じだな

とここでスマホの電池が残り1%になり

次の目的地に
ググりながら行くのは無理と判断して

ロームシアター京都にある
モダンテラスへとタクシーに飛び乗る

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車内で運転手さんに

もみじ狩りやスマホの電池やらの話をしたら

おススメの紅葉スポットがあるというので

途中コンビニにで充電器を買い
タクシーをUターンさせて

京都の紅葉ポスターになって有名な
曼殊院へ


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ポスターの風景はこれかな?

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私は神社仏閣に全くの興味がない人間ですが

曼殊院の重要文化財は私のような
無学な者でも非常に興味深いものでした

どこも撮影禁止なのですが
お寺のお台所の見学できるのは珍しく

作家、谷崎潤一郎氏寄贈の鐘や
武田信玄はじめ秀吉、家康などの書状
を拝めるのは値打ちがある

お庭は撮影オッケーで

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底冷えする寒さの中暫し眺める

もみじ狩りというより寺院見学でした

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さて気をとりなおし

曼殊院は叡山電鉄、一乗寺が最寄り駅

一乗寺といえばラーメン激戦区である

こうなったらめっちゃ美味いラーメンを
食べて〆るぞと

まだ時刻は10時半を回ったところ

ググってみたら有名店は早くても11時半から

11時開店の店を探してお店の前で暫く立って待つこと10分

時間になっても開店しない

マジでツキのない日だ

仕方なく来た道を戻った最中にあった

普通の中華そば屋で
普通のラーメンをすすり
おばさんが鼻水を普通に垂らす

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ここで友達にこれから出町柳のふたばで

豆大福を買うとラインしたら

「今日は定休日」と返ってきた

あかん!今日は仏滅やわ!と凹む


曼殊院の大書院の扁額の説明文

塵慮盡= (じんりょじん)」


盡=取り除く

よこしまな心を取り除く

けがれた心を取り除く

「身」「口」「心」を慎み

清らかになること


ブログに載せたいという


純粋にもみじ狩りを楽しもうとしなかった


邪悪な心が結果を生んだんでしょうなぁ


身から出た錆びと気を取直して


純粋に行きたかった場所へと


バスに乗りました




15日に第7回のコラムは更新されました
このまま引き続き読んで頂くと嬉しいです
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