うちの婆さん夫婦は梅田デパ地下を巡るのを日課にしており
梅田地下街の美味しい店なら何でも知っている
そんなライフスタイルでしたが
爺さんが亡くなり、婆さんの行動範囲は
日に日に狭ばり
車椅子生活になった今
梅田に行くのは夢のまた夢
私も梅田繁華街には車椅子では到底無理と
思っていましたが
帰省中の妹も介助できるので思い切って行ってみました
介護タクシーに4人で乗り大丸梅田店へ
14階のつる家へ
お昼前に到着したのに既に満席
こちらのお店は個室もあり
休日は予約不可ですがお店のご好意で
個室に案内して頂けることに
ゆっくりとお食事ができました
大好きな特上うな重をペロリと平らげる
今回の外出は妹が親孝行するというので
スポンサーは妹
私もご馳走になりました
前日は妹の旦那さんのお父様92歳を連れて
吉兆に行ったらしいですが
高齢の歯が悪いお父様を見て
食べやすいように刻み食として出されたらしく
それが見た目な刻んであるとは分かり難い
包丁の入れ方であって
そのおもてなしに感動していた妹夫婦でした
「さすが吉兆さん」と何度も言っておりました
コースの一つのお料理です
どちらもお店の気配りに感謝
阪急デパ地下
阪神、阪急の地下はかなり人混みです
通路の真ん中は人とぶつかるので
端を縫うように押していきました
グルグルと回って婆さんの好きな物を買う
4時間ほどの梅田繁華街を楽しみ
介護タクシーで帰り、施設でお別れ
「ええあんばいやったぁ」と喜んでました
これが妹の出来る最後の親孝行に
なるかもしれません
いつまでもあると思うな親と金
ないと思うな運と災難
うちの爺さんの生前の口癖です
婆さんと別れ
その後は妹をモールに案内して
ここら我が家のおもてなし
ウエルカムディナーへ
息子も仕事を休み、アッシー
爆買いの妹達の荷物運びを手伝い
夜遅く娘も合流して
地元イチオシの焼肉「しば田」
美味しい物を食べてもらいたい
と電話をしておき
次々と美味しいお肉を出してもらいました
珍しく他のお客さんも大人しく
妹夫婦は大層喜んでくれて、私も一安心
贅沢三昧の一週間はこうして終わりました
今日は月曜日、気を引き締めお仕事します
おもてなしは心を使うこと