年始には今年どのように過ごすか考えます
というか
どのように時間とお金を使うかと考えます
子育て中、30代はファションに惜しげもなくお金を使い
うん十万、いや百万円までなら
バックを買ってもいいと心底思っていました
流行を追って着飾る事に幸せを感じていました
自立して身分相応、身の程を知ったからか
お金は道具、ツールの一つと考えるようになりました
例えば
百万円のバッグを一生懸命働いて買ったとする
その満足度と幸福度はかなり高いと想像できます
しかし
そのバッグをどれだけ使う事が出来るのか
100回使ったとして1回は1万
ならば1万のランチにいった方が
幸福感は得られるのではないか?
1万円のランチを頂くにはそれなりのお店で
質の良いサービスと空間と時間を得る事は間違いなく
非日常の食事を堪能できる
そしてそれを誰かと共に楽しんだとする
「あ〜楽しかった。貴方との食事は最高」と言って頂いたなら
この幸福度はより大きくなり
これほど有意義な経験はないと思うのです
高価な物を買うことに満たされるより
人生を楽しみ、経験する事にお金を使う
例えば
先日焼いたショコラケーキ
残り物のチョコと生クリーム
チョコはそのまま食べてしまっても良いわけです
100円のチョコをその価値で楽しめます
ですがほんの数分手間をかける事で
それをティータイムのお供にすれば
より充実したお茶の時間となるのです
毎日、私はあくせくしています
なので目先の事に追われる事もしばしばあります
ですが
意識してお茶の時間を設け寛ぐ事を心がけています
その為に幾つかのお茶を用意しています
気分を変えたい時には手前の容器に入った
フレーバーティーをチョイスします
でも、シンプルに白湯に癒される時もあります
そういう事も経験しないと分からないものです
20年前の私は将来、白湯に癒されるとは
想像も出来なかったと思います
意識してお茶の時間を設ける事で
目先以外の事にも目をむける余裕が生まれる
この秋からバレエのバーレッスンに通い始めました
始めての体験に心折れそうになりましたが
自分の物覚えの悪さを痛感し
一生懸命教えて下さる先生を見て
教える事の難しさと
人は見かけでは分からない事を知り
ひとつ小さくなっている事に気付く
今更バレリーナになれるわけでもない
レッスンの費用1万円は
それ以外の経験と価値を付加してくれる
自分にとって何が大切なのか
人生を楽しみ、より豊かになる経験
そこに時間とお金をかける
そして何より家族を大切にする