上色見熊野座神社
（かみしきみくまのざ）
この鳥居を潜って拝殿に向かう階段の風景がSNSでバズってました。
「るろうに剣心」とか「蛍火の杜」で使われているところ、と言うのも有名です。
まずこの狛さんがキュートで釘付けです！
お祀りされている神様は
伊邪那岐命（いざなぎのみこと）
伊邪那美命（いざなみのみこと）
阿蘇大明神健＝健磐龍命（たけいわたつのみこと）の荒魂
石君大将軍（ いわぎみたいしょうぐん ）
駐車場は無料でした。
ここへ来るまでは車も少なく、スイスイ。
なのにここに到着して駐車場に車いっぱい
こんな山中ですが、かなりたくさんの方々が参拝に来られていてびっくりです。
さすが人気の神社さん～
こちら地方の神社さんの多くは、こうして石階段をズンズン上がっていくところがこの後も多かったのですが、こちらは他と比べると手すりもなく、階段も今風に整った感じではなくまぁまぁ古くからのまま、素朴な感じがバズる原因なのでしょうね。
カナブンも歓迎～
人が少なかったら、大きな山を感じる氣の神社さん、だと思う。
今回はゆっくり氣を感じる雰囲気ではなかったですねー
東洋系海外観光客の方も多かったです。
あと夏休みなんでね、ファミリー参拝多し。
ちいちゃい子供達もわいわい、良いことですね
でね、ここの神社さんは石階段と石灯籠の景色だけが見所じゃない。
ここで終わったらもったいない。
もう少し上に登ったところに、穿戸岩(うげといわ）があります。
健磐竜命(神武天皇の孫、ひ孫？)の従者であった鬼八（きはち）法師が蹴破ったといわれる縦横10メートル以上の大風穴があるんですよ。
鬼八法師ですよ！
鬼八法師さん、私はまさよさんの著書で初めて知ったのですよ。
色男な神様よね～
(描いた人のセンスか
）
穿戸岩(うげといわ）
ここに来ると急に心地よい風がびゅ～～っと吹いてきます。
蒸し暑い最中、ズンズン登ってきたのでとても気持ちが良かったです。
鬼八法師が岩を蹴破って風穴があいたと言われています。
でもなんで蹴破ったの？？
健磐龍命（たけいわたつのみこと）の家来だった鬼八法師。
健磐龍命ってこの阿蘇の土地環境を整えて、人が安心して住める土地にした方。
皆から敬われていて偉いお方。
武術に長けた鬼八法師を連れて、毎日弓の練習をする健磐龍命。
鬼八法師は足の速さも家来の中でもダントツでね。
だから鬼八法師をお供に連れて行く。
阿蘇谷北外輪のふもとにある的石めがけて弓を引く。
ふもとの野原や森を超え林を超え、さらに遠く田畑を超えて弓は飛んで行き、しっかり的になってる大岩に弓が刺さる。
(神様ですからね、すごい距離でも弓が飛ばせるんですよ、きっと)
それを健磐龍命は鬼八法師に取りに行くよう毎回命じる。
これを９９回繰り返して、１００回目には鬼八法師、面倒くさくなってその矢を足の指に挟んで健磐龍命へ投げ返した。
すると健磐龍命の足に矢が当たっちゃって怪我したみたい
健磐龍命、激おこ～～
逃げる鬼八法師を捉えようと健磐龍命は鬼八法師を追いかけまくる。
その際、山ひだを蹴破って逃げたのがこの穿戸岩(うげといわ）と言われています。
いやでもね、矢を一本だけ持って１００回も射るって、その度に「取ってこい！」だなんて、今ならパワハラで訴えられちゃうよ？
それなら矢を１００本作って持って行けば良い、毎日のことなんだし
99本も、文句言わずに取りに行って届けての往復をした鬼八法師がブラボーだよ
普通１００回もそんなことさせられたら、家来辞めてるし、訴訟準備だ
ま、神話だからね、かなり盛ってるだろうし湾曲されてると思うけどね
矢が出てくるから、女性関係かな？
ちなみにこの辺り、鬼八法師が蹴破ったという岩？岩肌？が、あちこちにあるっぽいなーと、色々調べていて思いました
ちなみにちなみに、健磐龍命は１０７歳まで生きたそうですよ！
この狛さんも素敵でした
ちなみにちなみにちなみにこちらの御朱印は、神社境内では頂けなくて南阿蘇鉄道高森駅近くにある観光案内所でいただけます。
ネットで拝見すると、素敵でした。
ええ、ここを去るときにはチェックインの時間が迫っていて、御朱印を頂きに行く時間が無くなっていたのでした
と言うことで、１日目の観光はこれで終わり。
お宿にチェックインのあと、車で２０分ほどの要予約の素敵な日本料理のお店へ。
当然前々から予約していたと言うことで、｢車で２０分」舐めてた
人気店だけあって、地元食材で本当に美味しいお料理を頂くことが出来ました。
そして関西ではこの値段では食べられないなーってくらい、クオリティの割に安価。
ちなみに今回の旅行でごちそう食べたのは、この１回だけ
貴重な食事でした
店名など書いてませんが、行かれる予定がある方がいらしたらいつでもメッセージで聞いて下さいね。
色々ご迷惑にならないように、ブログには店名などは書いてません～
読んで下さってありがとうございます～