1/6の日記。

 

トゥイホアのホテルにて起床。

今旅のゴールのニャチャンまでは後1.5日程度の距離である。

 

 

どうせ今日も追い風でしょと余裕こきまくってのんびりしまくり、9時半にようやく出発。

 

 

案の定追い風な上に曇り空と最高の走行日和。

蒸し暑いけども気化熱作戦せねばならないほどでもない。

 

 

見たこともないような平均時速でビュンビュン風を切って進む。

 

 

 

ところがここで思わぬ誤算が。

ハイヴァン峠のトンネル以外にも自転車通行禁止帯があるとは想定外だった。

 

 

おかげでトンネルを通れずちょっとした峠を迂回する羽目になった。

 

 

傾斜はそれほどだけども、道のりが長い。

まあここまでがイージーモード過ぎたので、これくらいの峠は軽くこなしておかないとと思う。

 

 

 

山羊の群れにも遭遇。

東南アジアでは動物の群れが道路を横切るのは割と日常茶飯事である。

 

 

その後、海に面した崖沿いの道を一気に下る。

ファーディン峠でダウンヒルを楽しめなかった分をここで一気に取り返してやった。

 

 

 

途中の街でフォー食堂を見つけたので立ち寄る。

ライムはお好みでフォーに絞るもの。僕はコーラに絞ってライムコーラを楽しんだ。

 

 

さらにカフェでソーダも注文する。

追い風で最高なのだが、太陽が出ていないと湿度が非常に高くなりムシムシと暑いのだ。

 

 

 

今旅で初めて自転車旅人と遭遇。

相手も追い風に乗ってガンガン漕いでいたので立ち止まらずに会釈のみ。

 

 

ニャチャンより25㎞ほど手前のニンホア(Ninh Hoa)の街で本日は終了。

ニャギーは一泊160000(1000円)と今旅最安である。

 

 

洗濯物乾かす用の扇風機もあるし、部屋まで自転車持ち込めるので必要十分である。

 

 

日が暮れた後に夕食に出かける。

安く浮いた宿泊費の分はレストランで豪華に使うとしよう。

 

 

春巻きと空心菜の炒めを注文。

 

 

 

春巻きはこのように具材を自分で巻くスタイル。

数日前に道端で乾燥させていたライスペーパーはこのように使うのだな。

チリソースに浸していただくと美味い。

 

 

そして極めつけは空心菜炒めである。

このニンニクの量を見よ。

 

油ギトギト、ニンニクどっさり、塩味ガツンと米が進みまくるじゃないの。

 

 

結構な量を食べたもののまだ皿の底にはこれだけのニンニクが残っている。

さすがにこれ全部食べ切ると人間凶器になりかねないので自粛しておいた。

 

2品と小ライスつけて85000ドンとお手頃価格であった。

 

 

 

水と朝食を買いにヴィンコムモールに立ち寄る。

さっき食べた空心菜のニンニクがかなり強烈で、自分でもわかるくらいのニンニク臭である。

 

 

 

しかもなんかちびっこ向けのイベントをやっていて、エントランス付近には子供たちが大勢集まっているではないか。

出入口はここしか無いから通るしかない。

ごめんよちびっ子たち、息を止めて通り過ぎるからニンニククサクサおじさんと呼ばないでおくれよ。

 

 

19時頃にニャギーへ戻ってきた。

安いニャギーなので隙間から侵入した小さな羽根虫が結構舞っていたけども、僕が入ってくるとみんな部屋の上空の方に避難していった。たぶんニンニク臭のせいだと思われる。

 

 

臭いを紛らわせるためにヴィンコムで買ってきたこいつをいただく。

数日前にまず過ぎて食べられなかったレンブに再チャレンジである。

買ってきたやつはちゃんと赤黒い色をしている。

 

 

が、味はやっぱり美味しくない。

リンゴと言うよりはほんのり甘みのついたキュウリみたいな感じ。

初めて台湾で食べた時も特別おいしいと感じなかったからリピートしなかったわけで。

 

 

そして全然臭いの紛らわしにもならず、夜中までしっかりニンニククサクサなのであった。

 

 

走行距離:95km

走行時間:5時間22分

総走行距離:26943km