こんにちは。
3/3の日記です。

本日のスタートは高雄より。
午前中に何枚か写真を撮ったのですが、ワケあって大変画質が悪くてすみません。

本日の目的地は台南最南端の町、墾丁(ケンディン)。
高雄の工業地帯の空気の悪さに目がかゆくなりながらも南下していきます。




途中で同じく台湾一周中の若者たちと遭遇。



いろいろ話して仲良くなって、今後の目的地のホステル情報を頂いた。

彼らにはこの後、追いこしたり追い越されたりを何度も繰り返しました。





途中で池上便當という弁当屋を発見。

池上と言えば、2日目に偶然立ち寄った弁当屋の名前も池上だった。
カレー味のフライドチキンがとても美味しかったのを覚えています。

同じ系列のチェーン店なのかなと思って立ち寄ってみました。



こちらの池上弁当は自分でおかずを選んで取る方式。
画質が悪いのが残念ですが、真ん中の豚の角煮が大変おいしかった。




海に沿ってどんどん南へ。
風に乗ることができているので楽勝です。

しかし、これだけ北風が吹いていると北上するのが心配。



道中でまた池上を発見。
今度は飯包なので食事処みたいです。
池上チェーンはそんなに有名なのか!



ヤギだか羊だかわからない謎の動物が山を登っていく。
結構田舎に来たなーと実感。



道端の直売所みたいなところでシャカトウを発見。
台湾では釋迦(シーヴァー)と呼ばれています。

このシャカトウ、旅行前から目をつけていた一品。
台湾一周チャリダーのブログではほぼ必ず出てきて、なおかつ甘くてうまいと評判だったのでぜひ自分も食べねばと思っていたのです。



見た目は結構ごつごつしていて、釈迦の頭みたいだからシャカトウというそうです。



ですが見た目とは反対に、熟しているものは手で割れるほどの柔らかさ。



持参していたスプーンですくっていただきます。

味は噂どおり甘さたっぷり。
皮の近くはナシのような砂糖がジャリジャリするような食感で、中央部はクリーミー。

味は表現しがたいですが、ナシから酸っぱさを取って甘味をさらに増したような感じです。
初めてのシャカトウ、大満足でした。1個70元なり。



その後もどんどん南下を続けます。
木々もヤシの木が増えてきて南国ムードが出てきました。


墾丁のホステルに着いたのは17時頃。



時間があって翌朝までに十分かわきそうだと判断したので、一回目の洗濯を済ませました。
50元なり。手洗いは面倒なり。

墾丁の町は日本で例えるなら湘南みたいな感じで、すぐ近くにビーチがあって観光客も多いので出店も多く並んでいます。



こんな感じに人でにぎわっています。



葱油餅を購入してみる。
ネギを練りこんだ生地に玉子などをまいたものを油で揚げていただく。



ガーリックパウダーの風味が効いていてめっちゃ美味しい。50元なり。



イカ焼きも食べちゃう。
現地の屋台は日本と違ってサービス価格。

思えば、中学生の頃の僕のお祭りの楽しみ方と言えば、夜店の品々を「高い高い」といって冷やかしながら、コンビニで焼きそばでも買って「コンビニならこんなに安く買える」とか生意気なことを言いながら満足げに食べるというひねくれたものでした。

どこどこと比べて何かを安く買えて得したとか言ってほくそ笑むのは今でもなんら変わっていませんが、そろそろお祭りを普通に楽しめるようにはなりたいもんです。



パブのショーをやっていて、水着姿の綺麗なお姉ちゃんが踊っていた。
近くまで寄ってきてドキッとしてしまった。笑


ホステルに戻ってきてブログを書いていると、中国の広州から来たという中国人集団に囲まれて質問攻めにあいました。

「広州は歴史的にも有名な貿易港だったんだよね」と言うと、「そんなことは知らなかった」と返された。悲しい。



このノッポの彼とは、歴史認識や南京大虐殺の話を少ししました。

双方色んな主張はあるけれど、歴史と言うものは主観的な営みであって、富士山が山梨から見るのと静岡から見るのとでは姿が異なるように、歴史的真理は1つであっても様々な見方があるわけです。

というわけで、互いの歴史認識は異なっても、それを否定せずに尊重しあえるのが理想だという結論に至りました。

そんな真面目な話をして今日の日記はおしまい。
おかげで少し夜更かしをしてしまいました。

走行距離:105km
走行時間:5時間35分
総走行距離:540km
総走行時間:30時間46分