日本語のボランティアが再開した。週1回
母校のキャンパスに通い、留学生と1時間半
過ごす。大学のテキストにはない普通の会話
や日本人にとっては当たり前のカルチャー紹
介の要素を盛り込み、彼にとって発見がある
内容になるようオリジナルテキストを日英で
準備する。クリエイティブで楽しく、私自身
にとっても発見のある作業だ。
先週の会話で「わくわくする」と言う動詞
がおもしろいと反応があった。発音の響きが
印象的だったよう。そこで、同類の感情を表
現するオノマトペを例文として紹介すること
に。ドキドキする、はらはらするなど。
改めて調べて驚いたが、日本語のオノマト
ペは恐るべし4500語はあるとのこと！感情
表現のみならず、雨・風の音、物が落ちたり
こすれたりする音、動物や虫の鳴き声など例
を上げればエンドレスだ。
英語には同じような意味をするものもあれ
ば、同様の意味の単語がない場合もあり説明
に工夫が必要になって来る。例文を交えシー
ンを頭に浮かべてもらいながら、どの場面で
適用される単語かを理解してもらう。
日本語を教えながら日本語の新たなおもし
ろみに気づく。