遠い記憶なのですが、小学校でツベルクリン注射をして陽性にならず、再度注射しても、おそらく高学年になって陰性で、保健室に呼び出されたことがありました。この時の私は何か恥ずかしいことをしたような気持になって、軽いトラウマを受けたような記憶があります。なんで私だけ陰性なんだろうか?と。
この疑念を解くような記述をネットで発見しました。私はHTLV-1(ヒトT 細胞白血病ウイルス1型)キャリアです。HTLV-1とツベルクリンは、関連性があるようなのです。
HTLV-1は免疫機能に影響を与えるウイルスであるため免疫機能が低下することがあります。免疫機能が低下していると、ツベルクリン検査で結核菌感染があっても陰性反応を示す偽陰性になることがあるらしいのです。
HTLV-1の感染経路は7割以上は母子感染です。生まれ落ちたその時点で私は感染者だったとしたら、順番で行くとBCGワクチンの接種はHTLV-1の感染後となるので、ツベルクリン反応が陰性となったのでしょう。
大病院で乾癬性関節炎の治療薬である生物学的製剤ヒュミラを接種するにあたり、結核の検査をされました。抗結核薬イスコチンとビタミンB6を服用したのですが、それは潜在性結核感染症(LTBI)と診断され、将来の結核発病を予防するための治療を受けた可能性が高いと考えられます。
え!私、結核菌保持者だったの?と吃驚しましたが、医師に質問しても、「あくまでも、投薬するということです」 その「あくまでも」という意味がわかりりませんでした。
現在通院している膠原病内科の医師に同じ質問をしたのですが、「もう結核の検査の必要性はありません」と言います。何故かと問うても「今回はしません」ときっぱり。医師というのは、何故、何故に対してあんまり答えてくれない人が多いですね。前医師との意見衝突を嫌うのか、それとも私がワカランチンなのか。
●AI先生によるまとめ
HTLV-1キャリアであることと乾癬性関節炎を持つことは、潜在性結核菌が活動性の結核を発病するリスクを相乗的に高めます。 このため、生物学的製剤による治療を開始する前には、より徹底した潜在性結核のスクリーニングと、場合によっては結核の予防投薬が必須となります。
日本の新登録結核患者数が10,086人(2023年)であったのに対し、潜在性結核感染症(LTBI)の治療を開始した人は4,956人だそうです。2021年に結核の罹患率が人口10万対で9.2となり、結核低蔓延国の基準を満たしました。これは、全体としての結核の発症率が低いことを意味し、LTBIからの発病リスクも低いと言えます。
しかし、他の先進国と比較すると、日本の結核罹患率はまだ高く、高齢者層や都市部の社会的困難層、外国出生者における結核の発生には課題が残されているそうです。これらの層では、LTBIからの発病リスクが高い可能性があり、予防的な治療が重要となります。
そうか、高齢者層、都市部の社会的困難層って、私のことか!
年齢が高くなるほど既感染率が高い傾向にあります。潜在性結核感染症は世界的に見ると非常に多く、世界人口の約4分の1が潜在性結核に感染していると推定されています。確かに感染者数を把握するのは難しいでしょうね。
日本の年齢層別の既感染率の推定値は以下
0〜19歳: 約1%
20〜39歳: 約13%
40〜59歳: 約15%
60〜69歳: 約23%
70〜79歳: 約19%
80〜89歳: 約29%
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