8月の最後に膠原病内科に行きました。骨は痛いし息苦しいし、やはり300mも歩くと座らねばならないのは変わりません。間欠性跛行という、このまともに歩けない症状は脊柱管狭窄症の典型的な症状なので、膠原病内科の先生にとやかく言ってもしょうがないのですが、ここに来ると何か文句が言いたくなります。整形外科の痛み止めもしっかり効かない感じです。

 

私「整形外科領域の疾患か乾癬性関節炎なのか、私には分かりませんが、とにかく症状は良くなりません」

 

医師は「それは私にも分からないんですよ」とあっさりと吐露します。この先生、こういうところが面白いんですよね。ムカーッとくるような事を言うのですが、要は正直で素直で、案外ユーモアで返しているんだろうなと慮ると、まあ年甲斐もなくむかつくのも恥ずかしい。そう思うと結構、私の口も軽くなったりします。

 

私「先生。注射を変えるんじゃなかったのですか? ヒュミラを倍増してメトジェクトを止めると」

医師「えーとねー。ここ見て下さい」

医師がネットを検索して見せたのは慶応医大のページ。「まず、メトジェクトは外せない」と、また以前と異なったことを言われます。先回の診察では、肝臓の検査数値が良くないので、メトジェクトを外してヒュミラを増やすと言っていたのに。

 

私「肝臓の数値は過去にASTやALTが十倍くらいの異常値が出たこともあったので、正直、メトジェクトは怖い」

医師「肝障害はメトジェクトの副作用かもしれません。しかし、まだ危険領域じゃないので、メトジェクトを外したくない」

私「?」

医師「薬の相性、病状は本当に個人差が大きい。乾癬性関節炎の場合、トライ&エラーなんですよ」

私「要は試してダメなら、次行ってみよう、と言う感じですか? 人体実験ですね(笑)」

 

医師は少し嫌な顔をしましたが、「そういうことです」

この先生が正直に方針変更を示し、策略を話したのだから、まあ、これは良い展開じゃないかと思えました。

 

先生の話:ヒュミラはヒト型抗体なのでアレルギーが少ないのですが、投与を続けると体内で異物とみなされて中和抗体が作られ、効果が薄れることがあります(二次無効) メトジェクトを一緒に使うことで中和抗体の産生が抑えられ、ヒュミラの血中濃度が高く維持されることが確認されています。併用により治療効果やその持続性が向上することが知られています。

 

整形外科領域の疾患だ、加齢だと言われれば正直そうなのかもしれないと思ったりします。整形の先生は乾癬性関節炎については内科で相談してねと言うばかり。膠原病内科の医師は「加齢ですよ」とまだ囁きますが、ここでどちらの医師も重要視しているのが骨粗鬆症なんですね。それもYAM値54という重度の。両先生とも重度骨粗鬆症の原因が乾癬性関節炎にあると思っているのでしょう。

 

膠原病医師が「加齢だよ」と呟いて、私がむかついて、それならこんな治療しなくたっていいわけなのに、実際治療は続いているのです。骨が溶け続けて異常な変形を来すのは恐ろしいので、原因に繋がると思われる全てを取り去りたいということでしょうか。実際、原因なのかどうかは、これまた分からないのでしょうね。

 

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