痛みの閾値(いきち、しきいち)とは

簡単に言うと、単なる痛がりなのか、ということ。閾値とは「痛みを感じ始める最小の刺激の強さ」のことです。この値を超えた刺激があって初めて「痛い」と感じます。

 

閾値が高いとは、強い刺激でないと痛みを感じない(痛みに強い)

閾値が低いとは、弱い刺激でも痛みを感じる(痛みに弱い)

閾値は、日々変化します。

 

閾値は「痛みを感じ始める境界」、耐性は「どこまで痛みに耐えられるか」という違いがあります。両方が低い人は、少しの刺激でも強く感じ、かつ我慢する力も弱くなります。

 

脊髄の後角には「ゲート(門)」のような機構があり、このゲートの開閉が末梢からの痛みの信号を脳に届けるかどうかを制御します(ゲート制御理論)

・ゲートが開く(閾値が下がる):細い神経線維からの痛み信号が多い時。精神的ストレス、不安、疲労

・ゲートが閉じる(閾値が上がる):太い神経線維からの触覚、圧覚信号。リラックス、セロトニン・エンドルフィンの分泌

これが「痛い場所をさすると楽になる」「楽しいことをしていると痛みを忘れる」ということの科学的な説明です。

 

脳から、痛みを和らげろという信号が送られます。そしてセロトニン、ノルアドレナリン、エンドルフィンが、信号を伝える役割を担います。慢性疼痛、うつ、睡眠障害でこのあたりが弱まると、同じ刺激でも強く痛みを感じるようになるのです。

 

痛みの閾値が低い患者の特徴とは、

① 神経質で細かいことが気になる人

② 運動習慣がなく筋肉量が少ない人

③ 生活習慣病、肥満

④ 不眠、睡眠の質が低い人

⑤ 気分の落ち込み、うつ状態

⑥ 女性(ホルモンの影響)

 

私は、病気だけでなく、上の6つの特徴に全部該当します。

私は、母のような身体表現性障害なんでしょうかね。身体表現性障害とは旧名で、今は「身体症状症および関連症候群」になったようですね。

 

本人が感じている痛みは決して「気のせい」や「仮病」ではなく、いかれた神経回路により実際に生じている感覚なのです。詐病ではありません。

 

       新しくお迎えした玉サバの子です