クラビノーバには
クラシックのピアノ曲50曲が内蔵されています。
そして、
さらにインターネットを使って取り込むこともできます。
1時間ほど練習したあと
プレイヤーとしてその曲たちを再生しながら
洗濯をしていました。
少し風が吹いて
カーテンがふわぁっと膨らみました。
ウィンドーチャイムが静かに歌い、
そして
遠くで蝉が鳴いています。
うっすら太陽がでて
部屋も明るくなりました。
曲の中には
「別れの曲」や「乙女の祈り」「雨だれの前奏曲」などのほか
「エリーゼのために」や「インベンション」、「トルコ行進曲」のような
子供のころの練習曲も入っています。
洗濯物を干しながら
耳に入る練習曲たち・・
母は
こんな風に
私の弾くピアノを聴いていたのかもしれない
と思いました。
父も母も
音楽が大好きです。
父は
30歳を過ぎてからエレクトーンを習いはじめ
小学生の子供たちと一緒に発表会に参加したこともあったそうです。
そんな父を
たぶん母は好きだったんだと思います。
私がピアノを習いたいと言ったときも
すぐに賛成してくれました。
母は
何か演奏できるんだろうか・・
いいえ、たぶん何もできないでしょう。
でも、かつては
踊れないダンスはなかったと言います。
ステレオやCDコンポ・・など
音楽を楽しむための新しい商品は
まだ値段の高いうちなのにも関わらず
躊躇せず与えてくれました。
こうしていま
自分のペースで音楽を楽しめているのは
父と母
そして
この電子ピアノをプレゼンントしてくれた主人、
みーんなのおかげなんだぁと
いまごろになって
思いました。
将来
私が親になるかどうかは
分かりませんが
ならなくても
気づけることは
きっとたくさんあって
気づいたときに
うわぁっと溢れるものがあって
そして
素敵な気持ちになれたら
私は幸せです
