(2014.6.13-6.22 ウィーン・パリ旅行より)
この日はパリ観光の初日。まずはお目当ての印象派を観にオルセー美術館、そのあと近代建築のアラブ世界研究所に、そして、少し気分を変えて小さな美術館、ジャックマール=アンドレ美術館へ行くことにしました。
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旅立つ前、インターネットでパリの美術館を調べていると、幾度となくたどり着くHPがありました。
メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンドです。
以前から気にはなっていたのですが、いよいよ訪問のときかなと思い、出発の数日前に伺いました。
地下1階にあるMMMライブラリには美術・デザイン・建築に関する書籍の他に、フランスの美術館のパンフレットや企画展のポスターなど日本では簡単には目にすることができないものも閲覧、あるいは一部のパンフレットはいただくことができます。
何よりスタッフの方が美術やパリに詳しくて、美術館の特徴や企画展の詳細まで丁寧に教えてくださったのは私にとってとても貴重な経験でした。
(そうだ、お礼に行かなくては!)
私も夫もダ・ヴィンチなどの古典や彫刻にはピンとこなくて、先だってルーブル作品に関する本まで買ったのですがやはり興味を持つことができませんでした。そうお話したところ、ルーヴルには印象派以前の作品、オルセーには印象派前後の作品、ポンピドゥーセンターにはモダンアートを中心として展示しているのと聞いて納得。有名だからといって興味のないモナ・リザやミロのヴィーナスを撮ってSNSに投稿するというのは本望ではありませんから、思い切って王道のルーヴルをプランから外してオルセーやマルモッタンを優先することができました。
それから、ジャックマール=アンドレ美術館は作品はよくわからないけれども建物が素敵なので気になると話したところ、ここは裕福なブルジョワであるジャックマール夫妻の邸宅を美術館にしていて、絵画は当時飾られたままであるということ、イタリアの古典のものが多いけれども、美術館とは違って、邸宅オーナーの趣味として飾られた作品を観るというのはどうでしょうか、ゆっくり観ても1時間かかるかどうかです。サロンにある絵画ももちろん本物ですから素敵ですよとアドバイス頂きました。
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というわけで、訪問です!
こんな邸宅に住まう・・・・はぁ、ため息がでます。
(写真右側の白い屋根がかかっているところがサロンのテラスです。サロンのみ利用することもできます。)
一部撮影はOKでしたが、撮影する旅行者がほとんどいなかったので数枚だけ。そのうちの一枚です。
正直なところ、宮殿とはまた違った豪華さにぽかーんと見つめるばかりだったのです。
(日本語音声ガイドがあってチケット料金に含まれています。独特の口調でしたが貴重ですね。)

この階段はパンフレットにも写っています。
そう、こんな感じなんです。ジャックマール夫妻の邸宅。
どんな服を着て、どんな会話をしていたんでしょうか。
軽装でお邪魔してしまってすみません・・・。

邸宅の中にある絵画を楽しむということ・・・これがブルジョワジーなのです。
夢見心地でした!
邸宅を拝見したあとはお楽しみのサロンへ。
一般的なカフェではカフェ(という名のエスプレッソ)メニューが中心ですが、こちらは紅茶も充実、日本茶もありました。
オルセー美術館のカフェでも感じたのですが、建物や装飾が本物であるがゆえに椅子などのチープさが目立つのは仕方ないのかなぁと思いました。せめて木製だったらまた違うのかもしれません。
これは中庭の邸宅正面と向かいあった空間。奥は別のビルなのですが、毎日窓からこの景色が見えるなんて素敵ですね。
ご婦人がずいぶん小さく見えるのは広角レンズのせいでしょうか?
ちょっとかわいい。




