フランス式ベビーマッサージと聞いて、いつも聞かれることがあります。
それは、
そもそもフランス式って何????
はい、そうですよね。普通のベビーマッサージと何が違うか?って。
私は医療系のベビーマッサージセラピストでもあり、インストラクターでもあります。そして、アロマセラピストインストラクター。
何個の顔を持つんだ!って感じだけど。資格をそれぞれとってきて思ったことをお伝えしますね。
私がフランス式ベビーマッサージに出会ったのは、約2年前。
日本ハプトノミー協会が主催する、フランス政府公認SKINHAPTICSのベビーマッサージセラピスト養成講座を受講してみないか?と言う声がかかったのが始まりです。
初めて聞いたとき、フランンスと聞いてとってもキラキラしたイメージととってもおしゃれなイメージを勝手にしてました。
普通のベビマの教室よりきっと、ワクワクするようなことがあるんだなって。
今のベビマの世界を私は変えたかった。本当は自分で協会とか作って、kanaco流ベビマを作りたかった。
そのタイミングでの声掛けで、協会の理事長から直接お話を聞くことが出来て、私の思いがリンクしたんです。ベビマを通して、ママがキラキラになるお手伝い、おしゃれなベビマの教室の運営、そしてママを孤独にさせない場所づくりの提供。
それを聞いて胸が熱くなり、フランス政府公認SKINHAPTICSのトレーナーになるカリキュラムを受講しました。
・フランスでの子育て事情
・フランスの夫婦の在り方
・フランス式のベビマのワークショップの仕方
中でも私は、夫婦生活の在り方にベビマのセラピストが関係あることにびっくりしちゃいました。ベビマのセラピストだけでなく、マタニティケアまでしてのセラピスト。日本ではどうしても、マタニティケアとベビマのセラピストは別個としてとらえるんですが、フランスではセット私はアロマセラピストでもあったのでマタニティケアの資格は取らなかったけど、それをWで持っていたら、いろんなこと出来るなと思います。
マタニティケアで来てる妊婦さんに、セラピストが妊娠中の夫婦生活の事をお話するの。
産後も夫婦生活をどうしたらいいかって。
所謂、潤うカラダ。日本では少しタブーな話。そこのお話までするって、私凄くしたかったこと。不妊治療してたから、その話大事だからやっぱり伝えたいって思ったの。少しかけ離れるかもしれないけど、セラピストにお話するだけでも心が楽になるじゃない?
もう一つ!ステキだなって思ったのはお腹にいるベビちゃんにセラピストが手を置き、ママが手を置き、パパが手を置く。
赤ちゃんに、この世に存在してくれてありがとう!って語り掛けるんだよ!
素敵じゃない?
こんな話、私他の医療系ベビマでも聞かなかったし、その他のところでも聞いたことなかった。だからこそ、この乾ききった日本の子育て事情に潤いを与えたかった。
暖かい空気を送りたかった。そこの思いが一緒だなって思ったの。
そして、技術では触れる=対話 ”ハプトノミー”であること。
触ることで対話する。ノンバーバルな関係を気付き合えること。
ベビマを通して、夫婦で触れて、子どもが大きくなって触れてってとても大事なことを伝えたかった私。
ただ、ベビマしました!写真撮りますよ!記念にどうぞ!ではなくって、
触れることで体が癒される、対話が出来るって素敵じゃない?
赤ちゃんのうちはたくさん触れれる。小学生以降になると触れたくても触れれなくなる、夫婦だったら、ハグして欲しいときにハグなんて今更ってテレが入っちゃう。
そこを、触れる=対話 ”ハプトノミー”
このこと知ってたら、家族にたくさんしてあげれるじゃない?
入口はベビマだけど、ベビーの間だけじゃないの。
赤ちゃんの時は、たくさん触れることで子どもの情緒が落ち着くから、病気知らず。
小学生以降は、ハンドトリートメントやベビーから続いていたマッサージをしてあげることで、言葉いらずのコミニュケーション。
夫婦は、ただただお互いにマッサージすることでやさしさが生まれる、夫婦生活がいつもより楽しくなる。
私は、フランス式ベビマならこのことを伝えれるって思ったのです。
だから、私はフランス式ベビマを選んだんです。